2月22日の予算特別委員会では、産業経済費、環境費の質疑をしました。

 

今回のブログではまず産業経済費に関わることからご報告。

 

財政が厳しいこともあり、来年度の照姫まつり、練馬まつりはすでに中止が決定しています。今年度も中止でしたから、2年連続になります。

 

私も今年度は自分が企画している中で、準備を重ねて間際になって中止という経験を何度もしましたので、それはとてもつらいことだと思います。地道な調整を繰り返して、本番を迎えるからそれまでの苦労が報われて、また次はより良いものを実現しようと思えるわけで、準備を重ねて中止になるのは本当に不完全燃焼という言葉がぴったりだと思います。

 

コロナの見通しが立たないのでやむを得ない部分はありますが、でも、今までのやり方を続けたらまた中止になるリスクが高いのであれば、何か別な方法を考えるなどしていかないと、地域活動そのものが停滞しかねないと思います。工夫が必要だということで質問をしました。

 

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(かとうぎ桜子)

練馬まつり・照姫まつり経費について伺います。

来年度は照姫まつり、練馬まつりとも中止の判断をされましたが、今回の予算にある経費はどのような内容のものかをまずお聞きします。

 

(商工観光課長)

新型コロナウイルスの影響によりまして、今年度に引き続き、来年度も練馬まつり、照姫まつりとも中止となりました。そのため来年度予算においては、練馬まつり、照姫まつり両方の企画運営を委託しております事務局委託経費のみを計上しております。

 

この事務局委託には、まつりのイベント事業の企画立案、出演、出店事業者との調整、まつり実行委員会の運営や、まつりホームページの維持運営、その他、区民からの問合せ対応などといった幅広い内容を行っております。

 

なお、令和3年度のまつりは中止となりますが、今回の経費は翌令和4年度4月の照姫まつり開催に向けた準備経費が主な内容となっております。

 

(かとうぎ桜子)

今の状況では感染のリスクや財政面から考えても中止でやむを得ない状況があるとは思うのですが、ただ、イベントごとが繰り返し途中まで企画しては中止になりということが何度も続くと、関係者の士気が下がってしまうという面はどうしてもあると思います。今まで実施してきたノウハウが次の年に引き継がれるというところにも課題が生じてくると思います。

 

今後の見通しはなかなか立ちづらい状況ではありますけれども、お祭りをする意義が地域の活性化であることを考えると、完全に中止という状態があまり長く続くのはよくないだろうと思います。例えば、オンラインとか、バーチャルの会場での開催だとか、時期や会場を分散して開催するなど、必ずしも今までと同じやり方ではなくても、完全にゼロになってしまわない方策の検討なども、この1年間で考えていくべきではないかと思うのですけれども、お考えをお聞きします。

 

(商工観光課長)

もちろん区といたしましても、単に中止とするだけでなく、これまで開催してきましたまつりの情報、また実績など、引き続きPRにも努めてまいります。

また、例えばオンライン開催などを工夫した取組につきましては、実行委員会の方々とも協議しながら、可能な対応について検討してまいりたいと考えます。

 

(かとうぎ桜子)

その時々に応じた対応ができるような、様々な選択肢を考えていっていただけれたらと思います。