2月19日の質疑ではもうひとつ、つながるカレッジについて質問しました。

以前から、福祉を学べる地域福祉パワーアップカレッジや、防災について学べる防災カレッジなど、練馬区が主催する様々な講座がありました。それをつながるカレッジとしてまとめ、分野別にして、講座受講後には地域活動につないでいくということが始まったところだったのですが、これまたコロナでなかなか開講できず、そして来年度は財政難で休校もあります。今後どうしていくのかについて質問しました。
 
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(かとうぎ桜子)

つながるカレッジねりまについて伺います。

このつながるカレッジねりまの中の環境分野は来年度は休止で、福祉、緑分野は2年間の受講期間のうちの2年目を実施と伺いました。休止などの判断はどのように整理をして決定したのか、また再来年度以降も含めて今後はどのように実施していくのかをお聞きします。

 

(協働推進課長)

今、委員からお話がございましたとおり、コロナの影響を受けまして、令和3年度事業の見直しを行っています。新規募集をする分野としない分野がございます。防災、農、環境の3分野は受講期間が1年です。このうち防災と農については引き続き受講生を募集しております。

 

一方、環境分野については2コースありますが、令和2年度授業を実施したことにより、それぞれ一定数の担い手を確保できる見込みですので、新たな受講生の募集は一旦見送り、休止することとしています。

 

また、受講期間が2年間あります福祉、みどりの2分野については、新規募集は行ないませんが、持ち上がりで2年生になる受講生がおります。引き続き講座を実施してまいる考え方です。

 

(かとうぎ桜子)

もともとつながるカレッジねりまの受講生が区内の施設など活動の現場を見に行くというカリキュラムも想定されていたのではないかと思いますけれども、今年度はなかなか厳しかったのではないかと思いますが、どのような状況だったのか、また今後についてのお考えをお聞きします。

 

(協働推進課長)

コロナ禍によりまして、なかなか地域の活動自体が止まっているところもありました関係で、実習に関しては大幅な縮小をせざるを得ない状況でした。令和2年度、今年度は9月に開校以来、感染防止対策を徹底して講義や実習を進めながら、一部の講座で試行的にオンラインによる講義あるいは進路相談を行っています。今後、令和3年度以降に向けましても、オンラインへの対応が難しい受講生の配慮なども踏まえながら、対面とオンライン、効果的に組み合わせて運用してまいりたいと考えています。

 

(かとうぎ桜子)

コロナの状況の中で様々な市民活動や研修などもオンライン化されているものが増えていますので、受講される方にとってもつながるカレッジねりまの受講のためだけではなくて、今後の活動が広がっていくためにオンライン参加の方法を学べるような支援も必要だと思いますので、ぜひ、きめ細かに取り組んでいただければと思います。