質疑の時間が短かったので、少ししか質問できませんでしたが、コロナ禍において、手話講習会も2020年度前半は休止になるところが多く、練馬区の講習会もそうでした。

言語である手話は、継続して学ばなければせっかく習得したものも忘れてしまいます。

今後のコロナの状況が見通しが立たないこともみすえ、オンライン実施など、「休止せずにできる方法」を検討していくべきではないかと考えて質問しました。

答弁では「座額ではないのでオンライン化はなじまない」と言われていますが、双方向性のあるグループディスカッションなどもオンラインでの実施は可能です。もちろん、対面でできるに越したことはありませんが、対面ができなければ何もできないという0か100かではなく、よりましな対応ができることも考えていかなければならない状況にあるのではないかと思います。

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(かとうぎ桜子)

手話通訳者養成経費に関連して伺います。

手話講習会も年度当初から開催ができずに、各コースによって7月から10月の間に順次再開していると聞きました。

手話は言語なので、コミュニケーションをしてこそ上達して、使わないと忘れてしまうものですから、続けていける工夫が必要だと思いますけれども、感染対策を講じながらの実施について、オンラインの検討だとか、実施の仕方についてどのように検討されてきたかを伺います。

 

(障害者サービス調整担当課長)

講習会のオンライン化につきましては、座学形式によるものではなく、受講生同士による手話の演習や講師との手話の実践が講習の重要な要素となっていくことから、オンライン化になじまないと考えております。区としては、感染予防対策を工夫しながら、開催を継続できるよう取り組んでまいります。