2月19日は前回のブログで書いた産業経済費のほか、環境費の質問もできる日でしたので、質問時間の後半はごみ減量の取り組みについて質問しました。

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〈かとうぎ桜子〉

ごみ減量リサイクル普及啓発費の排出実態調査等委託料に関連して伺います。

戸建て中心地域、商業地域など、五つの住居区分に分けて資源・ごみ排出実態調査をされているかと思います。住居区分ごとの状況を見ると、住居区分による大きな差はないように見えるのですが、今回調査されている18区それぞれの状況を見ていくと、実は差があることがわかります。


例えば可燃物での資源化可能物の混入の割合は全体では平均20.8%ですが、最小の地域だと10.3%、最大の地域だと34.7%というだけの差があります。こうした差が生じていることについて、区としてどのように考え、対策をとっているかを伺います。

 

〈清掃リサイクル課長〉

この排出実態調査でございますが、対象とする集積所は区内74か所でございます。また私どもは区内の3万を超える全集積所を対象にしまして、集積所状況調査を収集作業員が行ないまして、分別状況や不法投棄の状況等について確認を行っています。

この結果をもとに排出指導を実施し、集積所の状況改善を働きかけています。

 

〈かとうぎ桜子〉

資源化可能物の混入が少ない地域があるわけですけれども、こういったよく分別できている地域には何か要因が考えられるのか。そういったできている地域から学んで啓発に生かす、今後に生かすことは考えられないのかと思います。その点はいかがでしょうか。

 

〈清掃リサイクル課長〉

この排出実態調査の対象集積所の過去3年分の結果を比較してみました。そうしますと、可燃ごみの分別適正の割合でございますが、そのアップについて数%から10%台の数字のアップあるいはダウンがある集積所もありまして、年によって集積所の結果に差がある。そういったことが見られたところです。

それゆえ、先ほどご説明いたしました集積所状況調査の結果をもとにしまして、働きかけを行っていきたいと思っています。

 

〈かとうぎ桜子〉

分別で資源化できるものをきちんと資源化していくというところは啓発が難しい部分もあると思いますが、ぜひさまざまな工夫をして取り組みを進めていっていただければと思います。

時間がなくなりましたので、これで終わりにします。