ご報告が遅くなりましたが、8月18日の区政報告会のことを書きます。

今回は、私の事務所のご近所で、今年度から地域の様々な活動をする拠点づくりをしていこうとされている、スマートライフ練馬さんのお部屋をお借りしました。




区政報告会は年3回くらいのペースで実施していますが、昨年度までは、学校の教室のような形態で着席していただいて私から報告し、質疑・意見交換する形でした。

区政報告といっても幅広いテーマがありますし、皆さんお仕事等お忙しい中で来ていただくのに、漠然と「区政報告」ということにお時間を割いていただくのも申し訳ない思いもあって、今年度は区政報告とあわせてもう少し具体的なテーマのイベントや勉強会と組み合わせてやっていこうということで取り組んでいます。




5月の報告会は、教室型ではなくロの字型に座って意見交換しやすい工夫をしましたが、今回は東北や熊本の美味しいものを試食してみる会と組み合わせました。

被災した地域が回復していくには長い時間がかかります。どう関わっていかれるか…その方法の一つとして、その地のものを購入するということがあるかと思います。
特に食べ物ならば、ふだん消費するものの中で、これはというものは東北や熊本から購入する形に変えていくことで、日常の関わりも持ちやすいかなと思います。





今回は、気仙沼の南町紫市場や福島の天栄村など、私がずっとつながっているところと連絡とって用意したものもありますが、皆さんも購入しやすい、ネット通販のものもいくつかご紹介しました。ここにもご紹介します。(赤い文字を押していただくと、リンクに飛びます。)

[東北]
・岩手県一ノ関の酒屋さん「世嬉の一

・宮城県気仙沼の「お魚いちば

・福島県天栄村の商品はこちら

[熊本]
・阿蘇のものを購入できる「ASOMO

・「ひごもん家

・水俣にある「もじょか堂

・水俣で無農薬のお茶を作っている「天の製茶園

・水俣病の患者さん支援をしている相思社の商品を購入できる「のさり

ぜひ、ご活用ください(^ ^)

試食会は後半で、前半1時間は報告会をしました。

6月の定例会で議論のあったこと、私が質問したこと、区民の皆さんと気仙沼に行ったこと、私の事務所を拠点に若者支援の活動をしていることなど、ご報告。

今回参加してくださった方たちは、初めて来てくださった方が多かったですが、皆さん活発にご意見を出してくださいました。

特に若者支援について、24時間受け入れられる児童館などがもっと地域にあれば良いのに。すでに夜間対応をしている民間事業者と連携して広げられないものか、といったご意見がありました。

参加者の皆さんが思ってるイメージとちょっと違うかもしれませんが、私は、コンビニなどとは連携できないものかと思いました。

福祉的な視点で夜間までやっているような、例えば児童養護施設などはその業務だけで手一杯だし、またそこに業務を増やしても物理的に困難、また一部のところに問題解決を任せる一方になるのもあまり良くないような。

ならば、夜間までやっているけど全然違う分野と連携ができるほうが可能性は広がるような気がしたのでした。

具体的にこの地域で私に何ができるか、みんなでなにができるか、ということは、これから少しずつでも考えていけたらと思っています。

ちなみに私の事務所を拠点におこなっている若者支援の活動は、来春に「こどもを取り巻く法律」の問題の啓発に取り組んでいる弁護士さんに来ていただいて、お話を伺う会をしようと企画中です。

詳細はラ・プラス さくらの通り道のブログでご報告しますので、こちらをご覧ください。

今回のように軽食などがあると、あまり気負わず和やかに意見が出しあえて、こんな会も良いなと思った報告会でした。

次回は11月20日(日)午後2時から勤労福祉会館の2階です。
次回は前半の1時間は、練馬区の防災学習センターの方に来ていただいて、災害対策についての学習会を行います。学習会のみご参加でも構いませんので、ぜひお越しください。