昨日の新聞広告。
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これ見たかったんです～。
2016年のEU離脱するかの国民投票を題材にしたドラマ。（実話に基づく。）
離脱派と在留派のキャンペーンの攻防戦を描いていますが、カンバーバッチは離脱派のリーダー、Dominic Cummings役です。
ご本人はこんな感じ。
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この方の見た目に合わせてカンバーバッチも今回は髪の毛をかなり薄くしています。
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左：カンバーバッチ
右：ドミニク・クミングス
国民投票はEU離脱が52％支持で決定しましたが、その後離脱派が使ったキャンペーンの数字などが事実ではなかった、国民のデータを不正に使ったなどなど問題が噴出し、政治家のブレグジットの交渉はグダグダ。。。。。。で、今ももめています。
色々な方の意見があると思いますが、ドラマとしては非常に面白かったです。
離脱派がいかにして勝ったか。
ドラマの中で
「今まで一度も選挙で投票したことない人間（政治的関心がない人。レベルが低い人的な感じで表現されています。）がこんなにいる。この人たちが離脱に投票したら勝てるから、こういう人間をターゲットにしてキャンペーンをするべきだ！」
というセリフがあります。なるほどなーです。
離脱派の最初のスローガンは
「Take control」でしたが、
カンバーバッチ演じるクミングスのひらめきで途中から
「Take back control」に変わります。
この back という一文字が入ることによって、
「そうだ、イギリスは昔は世界一パワフルな国だったのに、いつのまにかEUに何もかもコントロールされて自分たちでは何も決められなくなってしまった。冗談じゃない！
もう一度大英帝国の威厳を取り戻すぞー！よっしゃー！」
って気持ちに国民感情が変わっていきます。
洗脳に近い方法で攻めのキャンペーンをガンガン推し進めます。なるほどなーです。
カンバーバッチ始め俳優陣の演技が素晴らしかったです。
実在の人物や現役の政治家役がたくさん出てくるので、名誉毀損で訴えられるんじゃないのかしら？と視聴者として心配しながらも、これを製作したチャンネル４のガッツはすごいなーと思いました。
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