日本では北朝鮮のミサイルの脅威が色濃くなっていますが、イギリスでも最近は北朝鮮関係のニュースをよく報道しています。

 

先日我が家のイギリス人に

 

「この国(イギリス)も冷戦時代は大騒ぎで、各家庭にイギリス政府が作成した「Protect & Survive」というリーフレットが配られ、防災教育をすごくされたんだよ。」

 

というので、早速「Protect & Survive」を調べてみました。

 

こちらは1970年代から1980年代にかけて、米ソ冷戦の核戦争が起こったら。。。。という設定で、事前に水や食料を備蓄して、家の中にじっとしている事などなど、細かくアドバイスしています。

そして内容は実践的でもありますがかなりシビアです。

 

動画も作成されております。

 

 

 

我が家のイギリス人は子供時代に実際にこの映像を見せられたとの事です。

まさに防災訓練です。

 

私も子供時代に日本の学校でこちらの映画を見せられた記憶があります。

「風が吹くとき」

 

この映画は、「Protect & Survive」が基になって作られていたんですね。今知りました。英語版も日本語版も登場人物がものすごく豪華です。

ウィキペディアより。

核戦争に際した初老の夫婦を主人公にした作品であり、彼らの若い時に遡った作品には『ジェントルマン・ジム』がある。題名は『マザー・グース』の同名の詩から[1]。彼らが参考にする政府が発行したパンフレットは、イギリス政府が実際に刊行した手引書Protect and Survive(『防護と生存』)の内容を踏まえている。

1986年にアニメーション映画化され、日本では1987年に公開された。日本語版は監修を大島渚、主人公の声を森繁久彌と加藤治子が吹き替えている。音楽をピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズ[2]、主題歌をデヴィッド・ボウイが担当している。

日本での劇場公開に際しては、配給はミニシアター系のヘラルド・エースが行った。興行は首都圏ではセゾン系映画館及び国内の作品提供に朝日新聞社が加わっていたことから、有楽町朝日ホールでも行われた。また、全国では各地のミニシアターで展開されていた。その後、作品の特性から非商業上映が全国の教育会館ホールなどの公共施設で多数行われた。

2008年7月26日、アット エンタテインメントによってデジタルリマスター版DVDが発売された[3]。
 

 

ここまで。

 

 

 

この 「Protect & Survive」、「防護と生存」というタイトルで日本語に訳されていますね。

こちらをどうぞ。

英国民間防衛ブックレット「防護と生存」(Protect and Survive)(1976)

 

 

イギリスでは30年以上前にこんなことしていたんですね。

確かにこの時期はヨーロッパでも冷戦の恐怖があり、ドイツはまだ東西に分かれていた時代です。

スイスではつい最近まで住宅建設の際には地下に核シェルターを作るのが義務付けられていましたし、「永世中立国」っていっても徴兵制度もありますし、国民投票で「徴兵制度の禁止」が反対多数で否決されましたから。日本とヨーロッパの感覚はだいぶ違いますね。

 

 

備えあれば憂いなし、日本もそろそろ政府主導で防災しておくべきだと思います。

 

 

 

 



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