物件の見学について、お友達もしくは知り合いは同伴されたほうが良いのでしょうか?

 

結論から言いますと、Yes & No です。

 

【Yes の場合】

無料ウェブサイトなどの物件(不動産屋を使っていない物件)に見学に行く場合、特に女性は一人で見学にいかない方が良いと思います。もし、最初から犯罪目的で「女性テナント希望」と広告を出している場合、非常に危険です。

例えば。。。見学に行って、玄関のカギをかけられ家の中に男性が数人いた場合、女性一人だとまず逃げられません。

ウェブサイトの広告などは誰でも出せれる広告です。(犯罪目的の方も出せます。)

不動産屋で断られた大家さん、不動産屋のブラックリストに入っている大家さんなどは結局はウェブサイトでテナントさんを探すしか方法がなくなります。

また、不動産屋で出す物件は少なくとも不動産屋が大家の身元をわかっています。

全部の大家がそうとは限りません。もちろん、不動産屋に対しての手数料を節約したいので自分でテナントを探すという、純粋な目的で無料ウェブサイトに広告を出している大家さんもたくさんいます。ただし、そうでない方も交じっているのでご自身で出来るだけリスク回避をされることをお勧めいたします。

 

 

 

【No の場合】

もし、日系の不動産屋で見学をセッティングしてもらった場合、基本的にお一人で見学に行ってください。

見学にお友達を連れて行く場合、サクラプロパティーでは見学時にお友達を同伴されるのはお勧めしていません。
基本的に見学時にお友達は物件に入らない方が好ましいです。
特に「女性希望物件」は他のテナントさんに女性が多い物件もあるので、男性の同伴者は物件の外でお待ちください。
大家さんはご自身のプライベートな部分などもお見せします。セキュリティーなどの面も含めていきなりお友達同伴で見学に行かれるのは非常に感じが悪いです。
また日本語を理解されない大家さんがほとんどなので、日本人のお友達と日本語で大家さんの前でお話しされるのもマナーとして控えていただいた方が良いです。
弊社では見学時にお友達を同伴されるのはお勧めしていません。同伴者は見学中は物件の外でお待ちください。


たまに恋人同伴で見学に行く方がいますが絶対にやめてください。大家さんが弊社に「一人用として広告を出しているのに彼らはカップルとして住むつもりなの?」とすぐに確認の連絡が来ます。
それにお客様がそのつもりでなくても大家さんが「自分のいないときに恋人を連れてきて無断で宿泊させるのでは?」と不安になられることがございます。

 

また、同伴者が「私の方が英語ができるから。」「ロンドンで何回も引っ越し経験があるから。」という理由で、ご本人よりも張り切ってものすごく細かなことまで大家さんに質問されたりしますと、大家さんに対しての第一印象が非常に悪くなります。質問はされても大丈夫ですが、初めて会った見学時にいきなり10個以上の質問をすると大家さんが「この方にお部屋を貸したら、貸した後もものすごく細かな事で文句を言われるんじゃないか?」と不安になるためです。見学時には、皆さんが大家さんをチェックするように大家さんも皆さんのお人柄をチェックしています。お互いにとって「面接」のような感じです。もし細かな質問をされたい場合は、見学後に不動産屋に聞いて大家さんに確認してもらうのが一番です。

 

事前に不動産屋に言わずに、旅行中のご両親を同伴して物件の見学に行く方もいます。これも絶対やめてください。イギリス人の大家さんからすると、「成人した子供のために親が海外まで来て家さがしをしている図」に見えて大家さんが「この子は大丈夫だろうか?」と不安になります。事前に不動産屋に事情をお知らせいただけば、こちらから大家さんに「ご両親がロンドンに旅行中で、ついでだから一緒に見学に行きたいそうです。」と一言声をかければお断りされる大家さんはまずいません。

大家さん達はご自身の自宅、プライベートな部分もかなり見せられるので、見学に行く側もある一定のマナーは守っていただく必要があります。

 

不動産屋に登録している大家さんは、不動産屋に身分を明かしています。例えば、自宅住所、電話番号、職業、家族構成など。

この様な条件でテナントさんに何か犯罪行為をしようとするのはあまりにリスクが高すぎます。

最初から下心のある大家さんは不動産屋にはまず登録してこないと思います。

ですので、不動産屋に紹介された物件の下見であれば女性が一人で見学に行っても正直リスクはほとんどありません。

 

 

無料ウェブサイトなどの物件の見学に行く場合、どうしても女性が一人で行かなければいけない時など、ホストマザーやお友達に、何時、どこに行って、誰と会う、とお伝えしておいた方が良いです。また見学の後には、その方に「無事に見学が終わった」とご報告の連絡をされるのをお勧めします。

誰にも知らせず自分一人でどこかに行って、運悪く事件に巻き込まれた場合、ご本人を探す手がかりが限りなく少なくなります。

 

弊社スタッフも、新しい物件の見学に行く場合は、オフィスのスケジュール帳に訪れる物件の住所、相手の名前と電話番号を必ず記入、スタッフ全員が状況を把握するようにしています。また、物件の見学が終わった場合は、オフィスに「今見学が終わりこれからオフィスに戻ります。」などのいわゆる「帰るコール」を必ず入れるようにしています。

英国の不動産業界のセミナーに行くと、基本の基本としてこの行動を義務付けるようにアドバイスされます。

不動産業界では有名な「フルハムのスージー事件」をみんな忘れていないからです。

1986年にロンドンのFulham(フルハム)の不動産屋に勤務していたスージーが、お客に家を見せに行くと言ってそのまま失踪した事件です。1994年に警察は「スージーは既に殺されている。」と断定しました。未だに死体が出てきていません。犯人も捕まっていません。(容疑者らしき人物は何人か浮上していましたが、これといった証拠がないまま犯人確定していません。)

この事件の特集もTVで何回もされているくらい、イギリスでは有名な事件です。

YouTubeで「Suzy Lamplugh」で検索するとたくさん出てきます。

 

 

 

話しがそれてきましたが、見学時の同伴者は不動産屋を使っている場合とそうでない場合を考慮して頂く必要があります。

不安に思ったことや不明な点などあれば事前に日系不動産屋にご質問されると良いかと思います。

 

 

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