三角比のあと、着物 | 佐倉編物研究所 公式ブログ

佐倉編物研究所 公式ブログ

編物をあらゆる角度から研究し、広く普及することを目指します。
所長は手あみ師範のアラフォー男性です。

所長の伊藤です。

 

 

◎お知らせ

・記事末尾の講習案内に残席数を表示するようにしました。特に狙い目の枠をピンク色で示してありますので、ぜひご受講ください。

・2023年7月の編物教室のスケジュールをアップしました。

【新着】満席だった枠にいくつか空きが出ています。空き状況をご参照のうえ、ぜひご受講ください。

【新着】トークショー「編み物と数学」(7月1日(土)18:00~20:00、@銀座)、ご予約受付中です。詳しくはこちら

 

 

さいん、こさいん、たんじぇんと…

 

今日の編物製図講座、ついに三角比を持ち出してしまいました。

というのも、Vネックの製図の解説をするにあたり、ある係数が出てくるのですが、それがなぜいきなり出てきたのかを説明するのにどうしても三角比が必要だったのです。

sin37.5°の逆数(つまりcosec37.5°)とか、いろいろ登場しましたが、数学と聞くだけでゾッとする受講者の方もいらっしゃるでしょうから、「苦手でしたら聞き流してくださいね~」と言っておきました。

苦手な話であれば、結果だけ知っておいて、製図をするのにとりあえず使うことができればいいかと思います。

楽しんで編む・デザインすることができればよいのであれば、それで十分。

もし「なぜその数字が出てくるのか」が理論的背景を知りたい方がいたら、ここまで説明しておかないと、モヤモヤが残ってしまうかもしれません。

理論的背景もわかると、そこからさらに話を膨らませて、もしかしたら自分で理論やほかの手段をどんどん構築していくことにつながるかもしれません。

そういったことに少しでもお応えできたらと思いながら、毎回の講習をおこなっています。

でもまぁ、説明できないことって編物の世界でもたくさんあるんですけどね。

 

 

さて、帰りにちょっと寄りたいところがあったので、永代通りを西へ。

途中、霊岸橋を渡るときに見える、この柳の木がある光景。

なかなか趣があると思いませんか?

岸にあるのはやきとり居酒屋のようです。

柳の枝が揺れるのを見ながらビールとやきとり、涼しげでよさそうですね。

 

兜町を過ぎ、日本橋交差点を右に曲がり、しばらく歩くと日本橋三越本店。

ここで6月12日(月)まで、第57回日本伝統工芸染織展が開催されています。

私は、日本の伝統工芸が好きです。

毎年秋に日本橋三越で開催される、日本伝統工芸展を見に行くのが楽しみです。

今回は、着物、織物に特化した展示です。

https://www.mistore.jp/shopping/event/nihombashi_e/textiles_50

 

いくつかの作品は、写真撮影が許可されています。

私が特にいいなと思ったものを撮影しました。

(小宮康義 作 江戸小紋着尺「鷹」、東京都教育委員会賞)

 

(廣瀬雄一 作 二枚型小紋着尺「松皮菱」)

 

あらら、どちらも小紋だ。

私、着物地は小紋とか縞とかが好きで。

そしてどちらも男性の作。

すべての作品を見て回りましたが、3割ぐらいが男性の作家。

織の世界は、やっぱり職人の仕事だから、男性の割合がそれなりにあるんですよね。

一方で編物は…うーん。

 

着物、実は私も着てみたいんです。

浴衣すらろくに着たことがないんですけどね、私はなで肩で日本人顔ですので、着物は似合うはずなんです。

着付けが大変とか、手入れが大変とか、いろいろあるでしょうけれど、いつか粋に着こなしてみたい。

東銀座の晴海通り沿いに男の着物の店があるのは知っているのですが、入るにはちょっとハードルが高くて。

一式そろえるのにも結構お金がかかりそうですし。

でもどうせ着るなら、化繊のお手頃のでなく(家で洗えるタイプ)、ちゃんとした絹のものが着たい、でも高い…

ま、やりたいことリストにとりあえず入れておきましょう。

 

着物が好きな皆さん、明後日12日までですけど、日本橋三越へどうぞ。

本館7階、10時~19時(最終日は18時まで)、入場無料です。

 

 

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 編物ワークショップのご案内

 

※)日程等は変更になる場合がありますので、常に最新の情報をご確認ください。

※)ご予約についてのお問合せ・キャンセル・変更は、必ず当研究所へ直接ご連絡ください。会場の貸し出し元へのご連絡はご遠慮ください。

※)こちらからお送りしている講習の予約受付完了メールやお問い合わせの回答メールが適切に届いていないケースがあるようです。@sakuraknittinglab.comからのメールを受信する設定にしてください。また、迷惑メールフォルダに分配されている可能性もご確認ください。

 

【重要】諸事情により変更がある場合があるので、必ず最新の日付のブログに記載されている情報をご確認ください。

また、ご受講の際は、こちらにご協力ください。

キャンセルポリシー(こちら)も必ずご確認ください。

 

自由なスタイルでレッスンをします。

フリーレッスンのほか、(公財)日本手芸普及協会の手編みカリキュラムに沿った資格取得のためのレッスンにも対応します。

毛糸・編み図(本)の持ち込みは自由です。

受講料は、1コマ2時間半で3,000円です。

ご予約はメール(workshop@sakuraknittinglab.com 迷惑メール対策のため@は全角で書いてありますので、半角で入力し直してください(そのままコピペしただけでは送れません)。メールが不調の場合は各種SNSのDM(Instagram, Twitter, Facebook, Ameblo))で受け付けます。

原則として2営業日以内に返信しますが(制作に没頭しているときなどはさらにお時間をいただく場合があります)、返信がない場合はアドレスに間違いがないか今一度お確かめください。アドレスがGmailから独自ドメインに変わりました。

 

1) 銀座の編物教室(金曜日月2回、日曜日月2回)

銀座の会議室を借りて講習をします(最寄り駅:銀座一丁目駅、京橋駅、宝町駅、銀座駅など)。

この記事をアップした時点での残席状況↓

6月18日(日)(午前2、午後満席)

6月23日(金)(午前満席、午後満席)

7月9日(日)(午前満席、午後満席)

7月14日(金)(午前満席、午後2)

7月23日(日)(午前満席、午後満席)

7月28日(金)(午前満席、午後満席)

金曜日は午前の部10:15~12:45、午後の部14:00~16:30

日曜日は午前の部10:00~12:30、午後の部13:30~16:00

詳しくはこちら


2) 東京都区内の編物教室(月1~2回程度)

この記事をアップした時点での残席状況↓

6月17日(土)西新宿会場(午前満席、午後満席

7月8日(土)新宿会場(午前満席、午後2

7月15日(土)西新宿会場(午前2、午後1)

午前の部10:00~12:30、午後の部13:30~16:00

基本事項は銀座教室と同様です。

 

3) 佐倉の編物教室(月1~2回程度)

地元・佐倉の貸しラウンジで編物教室を開講します(最寄り駅:京成本線志津駅)。

この記事をアップした時点での残席状況↓

6月21日(水)ラウンジ(午前満席、午後満席)

7月5日(水)ラウンジ(午前3、午後1)

7月19日(水)ラウンジ(午前満席、午後2)

午前の部10:30~13:00、午後の部14:00~16:30

※)昼休憩に室内で飲食ができるようになりました(ただし、黙食でお願いします)。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。