ブログを訪れてくださり、ありがとうございます!
このブログでは、
◆障害児が生まれても絶望しない世の中にする
◆親には親の人生、子どもには子どもの人生があることが当たり前の世の中にする
ため、私が動いているいろいろなプロジェクトについて紹介していきます!
また、"障害児"と呼ばれる娘マコの日常を発信することで、
『なーんだ、普通の子ども(人間)じゃん!』
とブログをみてくださる方の心がバリアフリーになったら最高です!
人生の中で『生きるために必死』になることがある。
例えば、災害時。
私が体験した1番の災害は、3.11の東日本大震災。
被災地ではなかったものの、ライフラインが止まったり、買い物がままならないなど、まだ0歳と2歳の我が子を守るため、いつもの暮らしを取り戻すために必死になってた。
9.11のアメリカ同時多発テロのときは、カナダのバンクーバーに留学中で一人暮らしをしていた。
朝起きて、学校に行くために外に出ると、やけに人通りが少なく、いくら待ってもバスが来ない。
「またストライキかな…しゃーない、学校まで歩くか。」
片道1時間ちょいかけて学校近くに着いて、既に遅刻だけど余裕こいてコーヒー買いに入ったカフェでやっと世の中の様子がいつもと違う原因がわかった。
カフェのテレビでビルに飛行機が突っ込んでいる様子が映し出されているのをみて、
最初は、映画か何かが流れているのかと思ったが、店員さんやお客さんの反応で、それがリアルに起きていることかのだとすぐに分かった。
陸続きのアメリカで、テロが起きている。
現場のサバイブ状態とは比にならないけれど、『怖い』と感じた。
9.11以降、しばらくお店はお休みになり、街中はひっそりとしていた。
でも、すぐに街に活気が戻った気がする。
起こったことは悲惨で消えない事実なのだけど、正直わたしは『安心』した。
街で『暮らし』をみて、安心したのだと思う。
学校などでお友だちや先生の笑顔をみて、他愛もない会話で笑って安心したのだと思う。
9.11の今日、久しぶりに思い出したあの時感じた『怖さ』と『安心』した感覚。
災害ではないけれど、マコの疾患、病気でもサバイブ状態を体験したことがある。
マコが体調崩して入院を繰り返していた幼児期は、悪化しないように、体調を崩さないように、私は神経をすり減らしていた。
一方、当の本人マコは…
↑呼吸器つけるくらい辛いはずなのに、
ぶーぶー のりたい。(車 のりたい)
と、乗り物の本を見たり、
お熱あるのに、ベッドの上でできる遊びに貪欲だったり。
生きるのに必死にサバイブしてるけど、
じゃあ、サバイブするために生きるの?、となると違うんじゃないかと思う。
人間はサバイブするために生きていない。アライブ(alive)するためにエンタメが必要。
この前対談した、世界ゆるスポーツ協会代表の澤田智洋くん(以下、ともくん)が言ってた、この言葉がしっくりきた。
▼対談動画はこちら💁♀️
ともくんとは5-6年前に、とある対談企画で出逢い、その後意気投合したメンバーで設立した、
一般社団法人 障害攻略課
で一緒に活動している。
私は、ともくんの、
なんでも面白がる視点
が大好き!
だから、やることなす事、ユニークで愛がある。
私が一番好きな映画は、
『LIFE IS BEAUTIFUL』
なのだけど、
戦争の渦中という、究極なサバイブ状態で、
愛する子どもと妻に、アライブするための最高の対応をしたパパに感動した訳です。
▼ネタバレ含むかも
何が言いたいかというと、
『人間にエンタメは必要!』
だと思う。
今日もアライブ、しましたか?!