はじめに…
この記事は、「これをやったら治るよ!」など治療法を紹介する内容ではありません。あくまで、わたしの実体験と気づきを共有するために書いています。

 

 
 
▼vol.1 身体の不調を感じ、婦人科受診。はこちらをご覧ください💁‍♀️
 

 

 

 

 

 

vol.2 チョコレート嚢胞と診断された

 

 

    

vol.2  2021.2月 
婦人科受診。内視鏡検査でチョコレート嚢胞見つかり、診断受ける。治療法として、出産する or 薬で月経を止めるの2択を提示される

 

 

婦人科って、たとえ予約していても待ち時間が長いのを覚悟して行かないといけなかったりするのよね。

 

だから、平日数時間確保できる日に、やっと予約して行ったのだけど、久しぶりの婦人科受診、ちょっとドキドキしたなぁ。

 

お世話になったのは女性のドクターなのだけど、何回乗っても全然慣れないのよね、お股おっぴろげるあのマシーン(笑)

※内視鏡検査のときに乗るアレね

 

 

問診で、気になる症状など伝えた上で、

 

・内視鏡検査

・血液検査 ←ホルモンバランスとか検査したくて

・子宮頸がん検査 ←ついでにお願いした

 

をやりました。

 

内視鏡検査以外、結果は後日。

 

でね、

 

内視鏡検査終わって、再度先生とお話があるのだけど(お股おっぴろげた後にどんな顔で会ったらいいか一瞬戸惑うのはわたしだけでしょうかw)、

 

先生から言われたのは、

 

 

チョコレート嚢胞だねー左の卵巣に数センチくらいあるね

 

 

 

初めて聞いた病名に、わたしの脳内チョコレート🍫でいっぱいで、無知過ぎてどんなリアクションしていいかワカラナイ(笑)

 

 

 

 

素直に聞くよね、「それって美味しいの?」

 

チョコレート嚢胞ってなんですか?

 

 

 

そしたら、要は経血がなんらかの原因で卵巣に逆流してできたものらしい。

ドロドロしたチョコレートみたいな塊だから、チョコレート嚢胞と呼ぶとか。

全然美味しそうじゃない(笑)

 

 

で、サバサバした先生なので展開が早い。

 

 

先生「痛みは辛いでしょ?!」

 

わたし「いえ、ないです。月経のときはとてつもなく眠いくらいです」

 

先生「月経の度に悪化するし、稀に卵巣がんになるケースもある。手術するほどの大きさではないから、方法としては…

出産するか、薬で月経止まるか、

ですね。出産する予定ありますか?」

 

 

わたし「あ、いえ、ないですけど…唐突すぎて今すぐ答えられないので、時間ください…」

 

 

こんなやりとりが初回の受診でありました。

 

 

出産 or 月経止める

 

出産すれば、子宮がリセットされるらしい。

いやいや、チョコレート嚢胞とサラバしたいから子ども産みます!ってなる?!(笑)

ならないわー。

 

あとね、閉経まで薬で月経止める、ということは、もう子ども産まない宣言をするようなもの。

 

ちなみに、先生おススメの薬は『ジエノゲスト』。

妊娠を望む場合は、薬の服用を止めればいいらしいのだけどね。

 

月経止めるにあたり、もう子どもを産まない覚悟をするのに気持ちの整理が必要だったなぁ。

 

 

▼こんなにかわいい子どもたちに恵まれたから、もしかしたら、また出産の機会があるのかも…とボンヤリ思ってた私。

 

 

 

あと、ジエノゲストの薬について副作用を調べれば調べるほど気が滅入る。

 

 

✔︎不正出血がある場合が多い

✔︎太る、肌が荒れる、脱毛など

✔︎鬱々しさ

などなど。

 

 

副作用が全くない人もいるらしいけども…。

 

 

ということで、1ヶ月ほど考える時間をとり、じっくりと自分と向き合うことに。

 

 

出産 or 月経止める

 

の2択というより、月経止めることに対して、わたし自身がどう受け止めるか。

 

悪化させたくないし、卵巣がんのリスクも上げたくない。けど、副作用がある日常を送るのも気が滅入る。

 

パートナーはもちろん、周りのお友だちにも話を聞いてもらい意見を聞きつつ、結局は自分の身体の責任は自分でもつしかないので、

 

 

 

  
わたしは、どうしたいの?

の問いをずーーっと考えてました。

 

 

そのときの答えは、

 

 

 

  
悪化していくチョコレート嚢胞とバイバイしたい。卵巣がんになるのも嫌だ。だから、薬飲むか…

と一旦は決めて再び受診。

 

 

その際、

 

✔︎血液検査の結果

→ホルモンバランスは問題ない。

ただ気をつけないといけないレベルの貧血で、鬱々しさややる気のなさは貧血からきてるかもね、とのこと。増血剤を処方される。

 

✔︎子宮頸がん検査の結果

→異常なし

 

 

など、先日の検査結果を一通り聞いた上で、本題へ。

 

先生、薬飲んでみます…

 

 

と気乗りしない感じで伝えました。

 

とりあえず1ヶ月分処方してもらい、帰宅。

 

全然ワクワクしないし、

これでいいのか正解も分からない。

けど、出産か薬か、の2択だと『薬』だと思ったのです、そのときのわたしは。

 

 

しかし、選択肢が他にもあることを間も無く知るのであった。

 

 

 

 

vol.3 『自己責任で薬の服用中止』につづく

 

 

著書  📖

『えがおの宝物 』-進行する病気の娘が教えてくれた「人生で一番大切なこと」- (光文社)