■ おやぽーと、とは
おやぽーとは親のPort(港)になる。親のサポートをします。
- 主旨 -
1.病児・障害児の親が子どもから離れて自分の時間をもつサポート
2.病児・障害児と健常児のタッチポイントつくり
3.きょうだい児が親を独占する時間をもつサポート
※きょうだい児とは、きょうだいの中に障がい児がいる子どものこと。
4.パラスポーツ体験などアクティビティを通して、不可能を可能にする成功体験をする
- 内容 -
親御さんはデートや買い物、日ごろなかなかゆっくりとる事のできない兄弟児とゆっくり時間を過ごすなど、普段できない時間を過ごしてもらうために、病児・障害児を我々がボランティアスタッフと協力して、子どもはパラスポーツ体験やアートセラピーなどを楽しみながら預ります。
過去、商業施設やファミリーフェスなどで開催してきましたが、今回は、
うーーみーーー!
鎌倉 由比ガ浜ビーチで開催しました♪
■ 場所
鎌倉由比ガ浜海岸 海の家パパイヤ
パパイヤのオーナーさんには、本当にご協力いただき、めちゃくちゃ居心地のよい時間を過ごせました!
ゆっくり過ごしたい方に、とてもオススメです!!
しかも、今回は一橋大学の学生さんたちと共同企画!
一橋大学委員会 Lacisaのみなさまと、お子さまをお預かりしている間、どんなスペシャルな時間を過ごすか、ミーティングを重ねて企画しました♪
■ おやぽーと in 由比ガ浜イベント内容
病児・障害児がボランティアスタッフと一緒にビーチに落ちている宝物(貝殻やシーグラス、一見ゴミでも子どもにとったら宝物になる可能性も!)を探します。拾ってきた宝物を使用して、工作をするワークショップを海の家で実施。
実施中、親御さんは自由時間を楽しんでいただきます!
お子さま1人につき、2-3名の学生スタッフが一緒に過ごします^ ^
今回、お預かりしたお子さまは、病児・障害児(小・中校生)の6名。
夏の時期に屋外での開催という点と、子どもたちの体力面を考慮して、2時間限定のイベントです。
お子さまはどんな感じで過ごしたかというと…
海にザブーンとつかったり、
ビーチに落ちてる貝殻を拾いながら海の風を感じたり、
水分補給も忘れずに!
海の家で、ワークショップをする子も^ ^
と思ったら、携帯で何やら楽しそうなものをみて休憩中(笑)
(イケメン好きな女の子なので、アイドルの動画をみてたらしいw)
お砂遊びも鉄板だよね!
イベントしゅーりょーの時間になっても、まだまだ遊びたい!モードの子どもたち^ ^
子どもたちと学生スタッフが楽しい時間を過ごしている間、親御さんたちは…
かんぱーい!!!!
大人の時間を満喫❤️
飲みたい人は飲み(子どもから完全に離れて!)、
江ノ電に乗って街ブラしに行く親御さんもいれば、
海をただただ楽しむ親御さんもいる^ ^
各々が" 自分の時間 "を過ごしてました♪
基本、病児・障害児って子ども一人でどっか行ってらっしゃい!って野放しができないパターンが多いので、どんなレジャー施設に行っても、親御さんは子どもから目を離すことができず、結果、全然レジャーじゃない…ってことがあるのです。
まして、海だなんて、目を離せない(笑)
だから、純粋に海を楽しむって、めちゃくちゃ貴重だったりします。マジで。
今回のおやぽーとでは、学生スタッフがお子さんと全力で遊んだので、お子さんも全力で遊んでいて、巡り巡って親御さんたちも遊べた…のか、
親御さんたちが全力で遊んでたから、子どもたちも全力で遊んで、学生スタッフも全力で応えた…のか、
順序は正直分からないけれど(笑)
とにかく、みんながハッピーな状態だったことに間違いない!
※参加してくださった親御さん、学生スタッフの感想を文末に載せました^ ^
そして、今回ぷらっと参加してくれた、この方もブログでおやぽーとについて書いてくれました♪
アミューズ所属の奥山佳恵ちゃんがアミューズプロデュースの海の家を横目に(笑)、息子さんとおやぽーとに遊びに来てくれました^ ^
いやー珍場面が多くて、笑った笑った❤️
詳しくは佳恵ちゃんのブログを読んでくださいw
親御さんから、
こーゆー企画待ってました!
また参加したい!
との声をいただいたので、また企画します^ ^
今度はどこでおやぽーとしようかな♪
あ!
9月に、D-SHiPS32でチャリティBBQやるのでご案内!
2019.09.08 @ 赤塚公園BBQ場
▼イベント詳細(FBページ)
▼お申込み
info.dships32@gmail.com
※参加者のお名前、大人・子どもの人数を記載の上メールください
※チャリティBBQなので、大人参加費6000円の内、3000円はD-SHiPS32に寄付となります。
毎回賑やか♪
自分の子は誰かにお任せして、わたしも楽しむがモットー(笑)
子どもも、他の参加者としっかり楽しんでるw
NPO代表のだいちゃんは子どもとお年寄りと動物に尋常じゃないくらいモテる(笑)
嚥下食の子も参加したり(みんなと同じBBQメニューをミキサーでウィーン)、
誰でもウェルカムなので、
ぜひご参加ください❤️
今から楽しみ❤️
最後に、今回のおやぽーとに参加された親御さん&学生スタッフからこんな感想をいただいたのでシェアさせてください!
【親御さんの感想】
■素晴らしい時間をありがとう。
息子が産まれて、沢山沢山悩んで考えて、泣いて余り記憶に残ってない日々を多々過ごして。。
そんな時間を共に寄り添いながらただただこの消えそうな命の灯火をどうやって繋ぎとめるかが私の中でもおおきかった。
夢、希望はあっても、叶うことないなんて思ってた。
でも息子には2才上の兄がいる。
やはり兄弟は素晴らしい。
兄の動き、声かけに反応し初めて3年目。
色々な経験をさせて頂く中で沢山学び、前向きに行こうと決めたあの日。
今回さくちゃんから声をかけて頂いて、初めての電車での海!そして親から離れて過ごす時間!
正直不安も沢山あったけど、学生さん達の熱心な気持ち、さくちゃん達の十分過ぎる企画内容に涙がでる位嬉しく、安心した一時を過ごす事ができました。
学生さん達の障害児、障害に対する気持ちに触れ、こうして私達みたいなハンディを抱えた家族に希望、勇気を与えてもらえて、感動しました。
息子は恐怖感が強く人見知りも激しく難しい子なんです。
でも私ビックリ!
あれ?みーんな知り合い⁉️って感じで【ママバイバイ】って(笑)
それだけ親が思っている以上に息子は成長してました。
そんな息子のまだ短い人生の中で一つまた経験が増えて、親の知らない子の姿も見れて嬉しかった。
写真の笑顔は私達家族の大切な宝物。
さくちゃん始めサポートして下さった全ての方に感謝いたします。ありがとうございました。
こうした企画は大切。
またご一緒したいです。
■先日はありがとうございました。
私は子供を出産してから東京へ引っ越してきたので土地勘もない状態で、子供と2人なかなから家から出られない日々でした。
外へ出れば視線を感じるので、さらに外へ出る事の恐怖心がついていきました。
でも、そんな時に出会ったお友達にいろんなところへ連れて行ってもらうようになり、外へ出る事の大切さや楽しさを教えてもらいました。
それからは子供に沢山いろんなところへ行って沢山きれいなものを見せてあげようと決めました。
そのお友達に誘われて、今回のイベントに参加しました。
由比ヶ浜は初めてだったのでとても楽しみでした。
天気も良く、海がとってもきれいでした。
車椅子はどうなるのかが不安でしたが、砂浜にシートが引かれ、乗ったまま浜へ行けるのはとてもありがたかったです。
子供は私が居ない状態で初めての人と関わるのは少し苦手な方なのですが、後で写真を見せていただいてビックリ!とってもいい笑顔です!
母はのんびり2時間も自由なお時間をいただいて、その間にお酒を飲みながらおしゃべり。素敵な出会いもありました。
こんな時間を過ごす事なんてこの機会でなければほぼないと思うので本当に素晴らしいイベントだと思いました。
子供も入退院が長引き、久しぶりの遠出でしたが、家に帰るまでぐずることもなく楽しめていたようです。
もし以前の私のように家に閉じこもっているママさんがいるとしたら、このイベントを知ってほしい。そして参加してほしいです。
そこには素晴らしい時間と出会いがあります。
■まず募集項目には、病児・障害児(小・中・高)8名…
果たして参加者としてウチは対象なのかしら…?
どんな障害の子もオッケー?
ほんとに楽しめるのかな…
(子どもの事を預けてもいいのかな…)と、自分でダメな理由を探してしまう癖がでてしまい、申し込みをためらう日々。
本人に海に行きたいか聞いて選ばせたいけれど、季節のイベントは経験値が低く、選ぶのも難しい。前に海に行った時は、波打ち際まで行くのも時間がかかったけど、今はどうだろう…そもそも親以外と海で遊んだ経験がほとんどない。
これは、やはり行ってみよう!
嫌ならドライブしたと思って帰ってこよう!と、ようやく参加申し込み完了。
そういえば、O君が小さい時は、結局いろいろ考えて参加しなかったもの沢山あったなぁ〜と思い出しました。
これは、もう、ほんと癖というか…自分の中にある壁がいつも足を引っ張っていたのは確か。
そして、多分5〜10年前の話になるから、今よりSNSなどで、いろんな情報にたどり着く事ができず知らなかった事もたくさんあっただろうな…
そんな事を思い出しながら、むかえたイベント当日。
O君には、ドライブ→海→砂浜で遊ぶ→シャワー→ドライブ
…と、見通しを伝えて、いざ出発。
トップシーズンの湘南…何年振りかな。お洒落な海の家はテレビや雑誌で見たことあったけど、利用するのはお初です。
今回お世話になった、海の家「パパイヤ」も134号線から砂浜に降りてすぐのところ。ボードウォークが続いていて、慣れない砂浜の歩行も違和感なく(熱くもなく)歩けました!
ボードウォークは、車いす利用者だけでなく、歩行に不安のある人にも優しいし、有り難い。
「パパイヤ」に到着!
2人の担当のスタッフさんと対面。
この時点で、この場所の拒否や遊ぶモードにならなければ、そのまま帰宅も覚悟ではあったけれど、担当の学生さんの手を取り、歩き始めたので(1人が可愛いお嬢さんだったのは、大きな理由かもしれず)
母は、さっそく数件先のオシャレな海の家で、初めましてのお母さん達とグラスを傾けて、のんびり。
日常の中のほんの少しの時間。
あっという間の2時間だったけれど、それは、遊んだ時間より、往復の時間の方が長かったけれど…
誰かと楽しい時間を過ごせる!
海に行ける!!!!!
大満足の一日でした。
おやぽーとは、それぞれの子どもの病気や障害に違いがあっても、そこにとらわれることなく、きっと親の港(ぽーと)になってくれる場所だと思います。
これからも活動を応援しつつ、私自身も楽しめる場所として、そこにあってほしいなぁ〜と思いました。
今回の企画、運営をしてくださった
D-SHIPS32の皆さま、ボランティアの学生さん達、そして、polcaで支援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
【学生スタッフの感想】
先日は貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました!
私は、母親が特別支援の先生を長年務めている関係で、ハンディキャップを抱えるお子さんと、手紙のやり取りなどを通して、間接的に友達になれ、とても楽しい!と感じていました。けれども実際にそのような子と関わった機会がなかったため、未熟ながらも今回のイベントを通してハンディキャップを抱えるお子さんと親御さんに対する理解を深めたい、と思い参加しました。
実際に参加してみた感想を一言で述べると、「感動」でした!私はFさんと一緒にいられる時間がとても多かったのですが、はじめは、海に行きたいのか、海の家でゆっくりしたいのか、工作したいのか、工作を見ていたいのか、なにもわからず、果たして今やってることがFちゃんの楽しいに繋がるのか、とても疑問であり不安でもありました。しかし、私たちが試行錯誤して色々なことを試していくうちに、Fちゃんが本当の笑顔を見せてくれ、心が通った気がした瞬間、心から感動しました☺️☺️
特に、王道なイケメンの嵐の動画を一緒に見たときとか、ピンクのお花を一緒に眺めたりした時の嬉しさ、楽しさは忘れたくないです!
最後はFちゃんを1人のお友達として、別れるのがとても寂しかったです。また会いたいです。
きっと今日このイベントに参加したアイセックメンバーそれぞれが同じように、お子さん達との時間をとても楽しみ、また別れを惜しんでいたと思います!
今日得られた素敵な経験を、様々な場面で活かせるように、これから人々が共存できる社会について自分なりに考えていきたいです。
お母様方、このような機会に参加して頂き、ありがとうございました。お子さんがお母様方の姿を見た瞬間、顔色がとても良くなったり、安心したりしているのを見て、お母様方の偉大さをとても感じた1日でもありました。
私にはまだ遠い話ですが、母親になる、ということの素晴らしさと責任も学べました。
長くなりましたが、今の率直な気持ちを綴りました!
これからもこのような機会があれば、是非参加させて頂きたいです。
本当に本当に素敵な機会をくださり、ありがとうございました!
おまけ:
抱っこして移動したり…
日常の一つ一つを共に過ごす中で、学生スタッフたちは「これをお母さんはいつも一人でやってるのか…(o_o)」と驚愕するのでした(笑)
■ おやぽーとについて問い合せ先
D-SHiPS32
info.dships32@gmail.com (担当 加藤)
■ 共同主催
(一橋大学委員会 Lacisa)