久しぶりにブログを書きたいと思い、ログインしました。

 

かれこれ4か月ぶり。

 

何を書きたいと思ったかというと・・・

4月から勤めているNPO法人Ubdobe(ウブドベ)でやっと、わたしがやりたいことが凝縮したプロジェクトの担当になり遂行してます!!

最初、広報で入ってメディア担当をしていたけど、「仕事」として動いている自分がいて「心」がなかなか動かず・・・そんな状態で物事上手くいくはずもなく。

次に、営業だったら!ということで前職で約10年営業していた経験値を活かそうと営業担当になってみたけど、またまた「心」が動かず・・・上手くいかず。

わたしは怠け者なのか?!

心動かなくても、仕事だし、お給料もらってるんだから我慢してやらないと!!

でも、本当にやりたいことって違う気がする・・・

わたしは何のために働いているんだろう・・・

そんなことを考えるわたしは、社会的不適合者なのか?!

本気で凹みました。何もできない自分に。

でね、「わたしは何のためにUbdobeに入ったんだっけなぁ~・・・」と考える日々を過ごしていたのだけど、考えれば考えるほどフツフツと私の中に湧いて出てくるものがあるのです。


①医療福祉 x エンターテイメントを日本から発信したい
←医療福祉って日々のこと、人生で欠かせない要素だから楽しくいこーよ!

②病院に笑顔を増やしたい
←あの笑っちゃいけない雰囲気。年末のダウンタウンの番組を思い出す感じ・・・wどこにいたって子どもたちも大人も楽しく過ごしたいでしょ!

③真心自身がリハビリを日々「やりたい!」と思うものにしたい
←幼少期から当たり前のように「習い事」のごとくリハビリに通い、家でも毎日のようにストレッチや装具装着してリハビリをしているけど・・・ゴールの見えないマラソンはモチベーション維持がキツイっす。本人も、一緒にやる家族も。

④どんなに重度の障害がある子でも、現代の技術を使って表現を拡張する機会をつくって、意思表示や表現力を可視化させたい
←重度の障害があると「何もできない」と決めつける人多すぎるから。

⑤病児・障がい児と健常児のタッチポイントをつくりたい
←今の日本の教育では、支援学校と普通学校ではっきりくっきり分かれていて、まるで別の世界の人かのように生活しているけど、同じ人間だし子ども同士のつながりがないのが不自然に思えて仕方がない。


やっぱり、医療福祉を革新したい気持ちがあって、それは紛れもなく、真心と生きる中で感じる・想うことなのです。


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↑2才のころ。初めて立位の装具を着用して、「たっち(立つ)」動作をしてこの表情の真心。自分の足で立つ初経験。

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↑1才から発達センターに通い始め、週1ペースで理学療法士さんにお世話になりながらリハビリをしてます。まさに習い事の感覚。おもちゃで遊べるし、いつもしない動作をとるけど、本人は楽しく通ってました。

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↑家でもリハビリの日々。

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↑動けないし、あきるし、疲れて寝ちゃうw

 

 

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↑やっぱり寝ちゃうw

 

小学校に進むと硬直が進み、立位を痛がるようになり、さらに通っていた発達センターは未就学児優先で小学生は予約がとり難い&理学療法士さんの数が少ないなどの理由で、訪問リハに変更することに・・・

 

 

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↑月2回のマッサージ。あと、別の事業所で作業療法士さんに訪問できてもらったり。

 

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↑うつ伏せは嫌がる。股関節の硬直が進み、お尻浮いちゃってるし。でも大切な姿勢。でも嫌がるから困るw

 

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↑入院中、お食事のときはとびきりのスマイルw

あとは退屈&騒ぐ&妙に子どもらしくない表情になる・・・

 

 

日々、上で挙げた5つのことでなにかできないかな・・・と考えていたところに、Ubdobeで以前インタラクティブデジタルアートを使ったイベントをして、それを他のカタチで活用できないか・・・という議論が小腹を空かせて入ったラーメン屋ではじまり(笑)

 

リハビリに使うのはどうだろう?

じゃあ、キッズプログラマーたちがリハビリをする子どもたちの好きな要素を反映させたコンテンツをつくるのはどう?

 

よし!日本財団のソーシャルイノベーターに応募して助成金もらって始動するぞ!!

 

プロジェクトの名前は「Digital Interactive Rehabilitation System」

通称:デジリハだ!!

 

と、代表の岡くんを筆頭にトントンと進み、役割分担をしてソーシャルイノベーターに挑んだところ、なんと290団体中7団体の中に選ばれ、デジリハは始動したのでした。

 

インタラクティブデジタルアートをリハビリに活かすデジリハ。

 

ソーシャルイノベーターの審査でプレゼンがあり、真心がモデルになりデモをしました。

 

事前に真心の好みに合わせたデジタルアートを作成しました。

 

大好きなじぃじ、ママ、エビフライが出てくる構成で、

 

じぃじがデジタルアートで出てきたとたん、それまで見知らぬ人たちの中で若干緊張気味だった真心の表行が一転!

 

「じぃじ~♥」とキャッキャキャッキャしてましたw

 

これからデジリハでたくさんの子どもたちのキャッキャキャッキャする姿をみれると思うと、ワクワクがとまりません!!

 

日本財団の助成金は始動するための資金で、今後展開していくための資金(2018年度以降分)は、これからさらに審査があり、優秀賞には最大5千万x3年、最優秀賞には最大1億円x3年の助成がされます。

 

その審査の大きな要、基準になるのが、9月19日からスタートしたクラウドファンディング!!

 

どれだけの方に支援されているプロジェクトなのか、とても大切な審査基準です。また、クラウドファンディングが成功したら今の活動を失速させることなくどんどん次の展開へ進めます。

 

リハビリにデジタルアートを取り入れることを定着するための開発に加え、近い将来やりたいのは、病院をデジタルアートの仕掛けだらけにして、いつもは怖がる処置室へ楽しく誘導したり、白衣を着たドクターにも子どもたちが触ると何かが起こる仕掛けをつくったり、小児がんで入院している子たちにプログラミング教室を届けたり、面会制限のある子どもがきょうだいさんや外の子どもたちとデジタルアートで時空を超えて遊んだり・・・いろいろとアイディアがありすぎて止まりません!!

 

一つ一つ実現させていくためにも、今回のクラウドファンディングでの寄付が欠かせません。(11月20日までに350万円集めないと不成立でゼロ円です)

 

ぜひぜひ、ご支援をお願いします!

 


9/19~11/20までクラウドファンディング(Readyfor)に挑戦します!
https://readyfor.jp/projects/DigiReha

 

挑戦するのは、NPO法人Ubdobe(ウブドベ)の新しいプロジェクト『Digital Interactive Rehabilitation System』(通称:デジリハ)。

 

病児・障がい児にデジタルアートで革新的なリハビリを届けたい!
そして、病児・障がい児と健常児がなかなか出逢えない現状を打破するための仕組みをつくりたい!

 

そんな想いが詰まったプロジェクトです。

 

現在日本には、約37万人(※1)を超える0-18才の子どもたちがリハビリを必要としている、もしくは日々リハビリをがんばっています。

日々リハビリを意欲的に続けるのはなかなか大変なこと。
自宅でリハビリをする子から入院中の病院でリハビリをする子まで環境はさまざまですが、自ら「やりたい!!」と思うようなリハビリはないものか・・・

 

『医療福祉 x リハビリ x エンターテインメント』

 

そこで生まれたのが『デジリハ』です!

インタラクティブなデジタルアート(※2)をリハビリに活かして、自発的な運動を促します。

 

デジタルアートはリハビリをする子どもの好きなコト・モノが反映されたオリジナル作品。
そのリクエストを聞いて実現させる重要な役割を担うのは、キッズプログラマーたちです。

病児・障がい児の子どもたちは支援学校や施設、病院など大人に囲まれた環境で生活していることが多く、なかなか”子ども同士”の出会いが少ないのが現状です。

デジリハを通して、リハビリをする子どもとプログラミングを学ぶキッズプログラマーたちが出逢うことで、病児・障がい児と健常児のタッチポイントになることを期待してます。

 

日本のみならず、世界中のリハビリをがんばっている子どもたちにワクワクするリハビリを届けたい!
病院で生活する子どもたちにエンターテインメントを届けたい!

このプロジェクトは2017年日本財団ソーシャルイノベーターに選ばれて、既に始動しているプロジェクトです。

 

まだまだ開発段階で費用が必要です!!
今回の目標金額は、年間の活動費で最低限必要な金額の1/4、350万(Readyfor手数料含む) です。 ALL or NOTHINGのため、11/20までに達成する必要があります!!

ReadyforのプロジェクトページURLはこちらです▼
https://readyfor.jp/projects/DigiReha

 

ぜひぜひ、みなさんも一緒に小児医療・療育を革新して、子どもたちにワクワクを届けましょう!

ご協力お願いいたします!!

 

 

※1 18歳未満の身体障害者数+15歳未満の入院・小児患者数(H27年度版 障害者白書厚労省、H27年度版 小児医療に関するデータ厚労省による)
※2 インタラクティブアート(Interactive Art)とは・・・観客が参加することで完成する芸術作品ことです。特に、コンピュータを用いた作品で、観客の動作にセンサーが反応したり、タッチパネルなどの入力によって何らかの変化が起きたりするものをいいます。