先週は珍しく予定がギュギュっと詰まっていたため、

 

全ての予定を順調に終えてホッとしておりますラブラブ

 

 

10/26-28の3日間、石川県中能登町バリアフリーランド計画のプロジェクトに携わっているため、子どもたちは夫と家族に頼み、私は出張。

 

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日向ぼっこ中 仕事中。

 

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↑うさんくさい漫才師ではありません。上原大祐氏(以下だいちゃん)と仕事ですw

 

 

続いて29-30日の週末は、新潟県燕市で「えがおのローソク」上映会があり、

 

家族で呼んでいただいていたので、有難く新幹線でビューンと行って参りました。

 

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↑大興奮の真心と目を閉じちゃってる悠太w

 

 

私が不在の3日間は、私の両親が学校帰りの時間に来てくれて、

 

近くに住む姉がお夕飯などお世話してくれて、

 

夫が早めに仕事を終えて子どもたちをお風呂にいれ、寝かしつけてくれるのですが、

 

どうしても普段と違う生活リズムになるため、子どもたちが体調を崩さないか心配でした。

 

 

出張の前の週、金曜の夜に真心が発熱したときは、どうなることかと思ったけど汗

 

 

夜中に発熱して、朝には元気になり、何事もなく週末を終えてヒヤヒヤでしたDASH!

 

 

そんな心配をよそに、娘たちはずっととーっても元気に過ごしていたわけですが・・・

 

 

わたくし、人の心配をしている場合じゃありませんでした。

 

 

出張先でやらかしちゃいましたあせる

 

 

事件が起きたのは27日の夜。

 

 

視察やプレゼンを終え、旅館に戻り、楽しみにしていた温泉に向かいました。

 

 

普段、子どもたちとお風呂に入るとゆっくり入れず、

 

 

たまに温泉にきても子どもと一緒だと「早く上がろうコール」が出てゆっくり入れないため、

 

 

満足するまでゆっくり温泉につかることができる絶好のチャンスでした。

 

 

女性メンバーのYちゃんとSさんと3人で大浴場に向かい、

 

 

各々のペースで過ごし・・・音譜

 

 

寝湯から露天風呂まで時間を忘れてのんびりつかり、

 

 

中能登でお世話になっているSさんと時間を忘れてお湯に浸かりながらのんびり語らい、

 

 

そろそろ頭を洗って上がろうか・・・と思いシャワーのところへ行くと・・・

 

 

クラクラッうずまき

 

 

少しめまいがして、外の空気を吸いにいかなきゃ!とドアに向かったところで、

 

 

私の記憶がプツンッ。

 

 

 

 

次に私が覚えているのは、ぼんやりした中頭上を慌ただしく動いている女性の姿。

 

 

「ダメよ、無理して起きちゃ!まだ横になってないと!!」

 

 

そう言って、バスタオルを何枚もかけてくださり、私は初めて、

 

 

あ・・・やっちまった。私湯あたりして倒れたんだ・・・

 

 

と気が付きましたあせる

 

 

あまりに周りの方々の対応が迅速で素晴らしいので、

 

 

意識が回復してすぐに「看護師さんですか?」と聞いたら、違うとのこと。

 

 

そりゃそうだ、みんな真っ裸だしw、居合わせてしまった親切な方たちか・・・

 

 

それにしても対応が素晴らし過ぎる。

 

 

そこで、脱衣所に移動してゆっくり休んでから、再度お礼を伝えるときに、

 

 

「すみません。あまりに素晴らしい対応をしてくださったので感動してます。

失礼ですがご職業は?」

 

 

そう聞くと、

 

 

「元気になってよかったドキドキ介護職ですニコニコ」とのこと。

 

 

なるほど!!!!だから流石の対応だったのか!!!

 

 

 

 

実は、湯あたりで倒れた経験は今回が初めてではなく、

 

 

約9年前、ゆとりを妊娠中(まだ初期中の初期で気が付いてなかった)に家族で温泉に行った時、

 

 

クラッとめまいを感じて脱衣所に向かう途中で記憶がプツッうずまき

 

 

次に気が付いたときは、浴場と脱衣所のドア近くで仰向けで倒れていた私を発見した姉に声をかけられてました。

 

 

その時の私は、こんな姿でした・・・

 

 

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真っ裸で仰向けに倒れている私の大切なところをタオルで綺麗に隠された状態(笑)

 

 

もちろん、パタっと倒れる直前に私が自ら几帳面にタオルをかけたとは考えられず・・・

 

 

タオルもってなかったし・・・

 

 

ってことは、どなたか哀れに思った方が、タオルで隠してくれて、その場を去ったのでしょう。

 

 

優しい・・・うん、うれしい配慮。

 

 

そして、今回中能登で再度湯あたりになり思ったのでした。

 

 

 

さっと動くには経験値が必要だと。

 

 

今回幸いにも、日ごろから緊急事態など対応に慣れている介護職の方が居合わせたことで、

 

 

適切な対処をしてくださり、何よりも、私が安心して事態を飲み込み対応することができました。

 

 

でも、日ごろから人が倒れる、とか緊急時を意識して生活していない人にとって、

 

 

<目の前で人が倒れる>

 

 

という事態が起こったとき、冷静に対処できないと思うのです。

 

 

 

現に、後から聞いた話ですが、

 

 

同行していたSさんは後ろで私が倒れたことに気が付き、慌てて駆け寄ってくださり

 

 

Sさんまで転倒してしまいましたあせる

 

 

転倒時に擦りむいた肘から血が垂れて、私のお腹にSさんの血がポタポタ・・・

 

 

そこに、脱衣所で騒ぎを聞いたYちゃんがやってきて、

 

 

真っ青な顔して倒れた私の腹部に血がポタポタ(Sさんのだけどw)の姿を見て衝撃をうけ・・・w

 

 

パニックになっていたのはSさんとYちゃんだけでなく、Sさんが使っていたシャワーもかなりの水流で放置されていたため、生きた蛇のようにうねりまくっていたとか(笑)

 

 

現場を想像するだけで笑えてきますが・・・w

 

 

まぁ何がいいたいかというと、さっと手助けをするには、

 

 

<慣れ>って大切だなぁと思ったわけです。

 

 

 

車イスユーザー、白杖をもった視覚障害の方、聴覚障害の方、ベビーカーを使う方、重い荷物をもったご高齢の方、横断歩道を渡る際に点滅しているのに渡りきれない方など、

 

 

街中で困ってる姿をみたときに、

 

 

「何か手伝えることはありませんか?」

 

 

とサッと声をかけることができるかどうか。

 

 

 

中能登のプロジェクトに同行しているカメラマンのFさんは、

 

 

最近車イスユーザーのだいちゃんと行動を共にすることが多くなったことを機に、

 

 

先日、都内で一人でバスに乗るときに目の前にいた車イスユーザーの方に

 

 

「何か手伝えることはありませんか?」

 

 

と反射的に声をかけることができたそうですラブラブ

 

 

今まではかなり様子を見ながらも、どうお手伝いできるか分からず、そうこうしているうちに声をかけるタイミングを逃す・・・という感じだったようですが、

 

 

サッと声をかけることができた自分にビックリしたと仰ってました。

 

 

<慣れ>って大事~音譜

 

 

こういう声かけができる方が増えることも、バリアフリーの一環ですよね。

 

 

段差をなくす、などの物理的なバリアフリーもありますが、

 

 

声かけをすることも、バリアフリー。

 

 

助けが必要な人に手を貸すことも、バリアフリー。

 

 

浴場で湯あたりで倒れた人にタオルをかけるのも、バリアフリー(笑)

 

 

実際私が受けた対応は、

 

 

冷やすといけないから、意識が戻るまでとにかくタオルであたためて、

 

 

足も少し上げて血の気を戻して、

 

 

顏の血色が戻り、話せるようになってもすぐには起こさず、

 

 

ゆっくり寝かせておく対応でした。

 

 

そして、大切なのは<頭を打ったかどうか>

 

 

外傷はもちろん、吐き気やろれつが回らないなどの症状がある場合は即病院へ。

 

 

幸い、私は尾てい骨からドシンと倒れたようで、

 

 

翌朝尾てい骨と右ケツが痛くて、どうやって自分が倒れたかの全貌が明らかになっていく感じでした・・・。

 

 

普段からよく噛むのですが、あまりにも噛むと病院に連れて行かれそうな気がして、

 

 

翌日の中学校での講演では、とにかく噛まないことを意識しました(笑)

 

 

助けていただいた方がたは、愛知県に本社がある「福祉の里」で勤務する方でした。

 

 

お名前を伺うのを忘れてしまったので、「助けていただいた方へ」という宛名でお礼のお手紙を書きました。

 

 

本当に人のあたたかさを感じた出来事でした。

 

 

 

 

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