※想いが溢れて長いです
怒涛の1年間だったのは、私ではなく夫です(笑)
私にもその波風は強く当たっていましたが
なぜ怒涛だったかというと・・・
①会社を辞めて、大学院に通いだした
②通常2年のMBAプログラムを1年で修了するコースに通った(しかも授業は全て英語)
③夫婦間、家族内のバランスが崩れ、ケンカばっかりの1年だった
という感じでしょうか
①会社を辞めて、大学院に通いだした
に関しては、夫がだいぶ前から計画を立てて行動に移したこと。
結婚する前からMBAに興味があるのは知っていたので、やっと行動に移せてよかったねという感じです。
真心の病気が分かり、一度は諦めたらしい。
私も真心の病気のこと、今後の生活のことで気持ちが手一杯だったときに、
「MBA留学したい」
と言われたときは、
「その夢、墓場までもってけ」
と、言ってしまったこともありましたが(笑)、
私自身も「死ぬときは笑って死にたい」と思い出すと同時に、
彼にも成仏してほしいと願うようになり・・・
だってヤダも~ん、死ぬ間際に「M・・・B・・・A・・・・学びたかった・・・」 チーン・・・
みたいに言われるの
そもそも、彼の人生であって、私がYES/NOいう事じゃないし。
MBAに関しては彼の決断に任せていました。
だから、ハードルの高い入学条件をクリアして、実際入学が決まったときは、本当にうれしかった
彼の願いが叶って、実現できると分かってうれしかったし、素直に喜べてる自分がいて安心したのを覚えてます(笑) (一度は墓場まで持ってけ発言しちゃったからね、反省)
お金に関しては1年間生活する分くらいは貯金していたので、特に心配はしておらず、就職先も彼の人間性なら何かしらの仕事は就けると思っていたので、私の中では不安要素ではなかったです。
1年経った今、本当かウソかは分からないけど、彼自身の貯金は30円らしい(笑)
入学準備から1年間の学費、その他生活費まで結構かかったからね~
実際、希望の就職先が見つかり、9月1日から勤務開始
お金も底をつくと働くモチベーションがMAXのようで(笑)
さっ、働こう
怒涛の1年だった問題は、
②通常2年のMBAプログラムを1年で修了するコースに通った
↑これですよ。こいつのせいですよ
本人も予想を上回る大変さで、毎日毎日課題、予習、課題、予習に追われる日々・・・
いつもはね、温厚な彼なんですよ。
子どもたちとの時間も大切にするし、もちろん私のことも。
しか~し、この1年で私は彼の新たな一面を見た
キャパを超えた時の、ビックリするくらい変化する人格を・・・
今思えば、「妖怪のせいだったかも知れない・・・」
そうだ 妖怪「ガリベン」に憑りつかれていたんだ
いや、そんなギャグも思いつかないくらい、必死すぎる彼。
平日は12:00過ぎの帰宅&朝方出る日々。
週末も、外に勉強しに行く&とにかく何かしら読んでいて、目も合わせてくれない状態。
最初はね、「仕方がない、辛坊の1年だ」で心を落ち着かせていた私も、
だんだん心穏やかでなくなってきて、そのうち、
「そうだ!”夫”だと思うから期待してしまうんだ!家に居候している受験生だと思って接すればイライラしないはず!!」
そう思いなおして生活するも、心がモヤモヤする一方
そして、やっと話せる!と思うタイミングを見つけて話しかけると面倒な顔をされ(←課題に追われてるから無駄な時間は費やしたくない妖怪に憑りつかれてる)、
冷静に伝えようと用意していた私の気持ちを整理した「わたしメッセージ」も、
ドッカーーンと何処へ・・・
そんな時、冷静にさせてくれたのが、長女ゆとり、私のカウンセラーさん
ゆとり 「ママ・・・パパが話を聞いてくれなくて悲しかったのね・・・」
と気持ちを汲んでくれるんです・・・
そして、私と夫に手紙をくれます。
私宛 「ママへ だいすき パパとけんかしちゃってもえがおでね
」
夫宛 「パパへ べんきょうがんばってね だいすき
」
ゆとりの存在はこの1年間、ものすごーーく大きかった
そして、私が親業・心理学で「わたしの気持ちを伝えるコミュニケーション」を学んでいなければ、夫婦間は険悪になっていたと思います。
だって、ほとんどのイライラ・モヤモヤの原因が、
目を合わせてくれなくて、悲しい
一緒の家で生活しているのに関わりがなくて、寂しい
など、私自身の中に原因があったから。
それを素直に伝えることで、夫も「そうか・・・ごめんな」といつもの表情に戻ってくれて、
お互いの想っていることを交換する時間を設けることができたと思います。
夫自身が選んだ道だけど、辛そうにしている日々。
「生きてて楽しい?」
と質問すると、「う、うん、楽しいよ」
と微妙だけど充実してまっす、って感じの返事が返ってきたので、
とにかく私は見守ることしかできませんでした。
「支える」なんてできなかったな~。 そんな器の大きさは私にはなかった。
せめて健康だけでも、と思い、夜遅く帰宅することを考慮して身体に負担のないお食事をつくるくらい。
それでも、ストレスからポテチ1袋、コーラ、チキンラーメン、たまにタバコを食している夫に「あ~あ・・・」と小言いっちゃってたけど(笑)
そんな時も、ゆとりさんパワーが有効
「パパ、ゆとちゃんね、パパにゆとちゃんの結婚式にでてほしいの・・・」
※解読すると、長生きしてね、という意味(笑)
これで、ちょっとはジャンク脱出できたかな~
夫婦間の衝突もいい経験。
今生、縁あって一緒になった夫。
想っていることを隠して生活するような仮面夫婦にはなりたくない。
夫婦という、不思議な、でもかけがえのない関係を死ぬまで深めていきたいので、
私はいつでも正直な気持ちでドスコイします
ただ、ぶつかるとケガするので(笑)、親業・心理学での学びを活かしつつ
そんなこんなで、無事、1年のプログラムを修了し、昨日卒業式に参加してきました~
いろいろあったけど、最後は笑って卒業できてよかった
おめでとう、悠太
お疲れ、わたし
※式でお会いした奥様方と最初に交わした挨拶は「おめでとうございます」ではなく、「本当にお疲れさまでした」だったので、各家庭にそれぞれのドラマがあったと想像してます(笑)
娘たちは式全体が英語だらけで、途中つまらない、お腹空いたと言いだし・・・
結局、夫が修了書を授与されるのを見届けてから、1階のレストランで腹ごしらえ(笑)
目の前でフワフワオムレツを焼いてくれて、
卵が余ったからとサービスまで
さっ、明日から心機一転、がんばるぞーーー!!!
夫と私の野望、「世界一周旅行」に向けて、お金貯めるぞーーーー