772.『ありがとう』が 商品表示を 疑った 不足があれば 是正したいが

 

 5月24日、首都圏のMX2テレビ📺は水前寺清子が主演する『ありがとう』第3シリーズ第30回(1973年)を再放送した。

 荒物屋に来た客の児玉清がトイレット🚽ペーパー1ダースとチリ紙(落し紙)を下さいと言った。応対したのは長女の長山藍子と次女の音無美紀子。

 商品を受け取った児玉がチリ紙は表示通りに500枚あるのか、中身を確認しているのかと質す。音無が反論する。その場にいた弟が兄はケチだが「しみったれ」ではないと援護する。

 ここで筆者はティッシュペーパー150組とか、トイレットペーパーの60mなど調べたことがないことに気付いた。消費生活センターにはかつて苦情申し立てがあったのだろうか。

 問題は過不足が見つけ易いか見付け難いかだ。6個入りと書いてあるPARMのアイスクリームの箱に5個しかなければ直ぐ分かるが、ティッシュペーパーなら数える気にならない。

 ところが元政治家の過不足は表面化していても対策の打ちようがない。例えば先日触れた鳩山由紀夫氏は5月22日のXにこう書きこんだ。

 

 《温厚な呉大使が「日本が中国分裂を企てる戦車に縛られたら、日本の民衆が火🔥の中に連れ込まれる」と発言した時、強すぎる言葉に違和感を感じた(ママ)ことは事実である。しかしそれは日本が中国分裂、台湾独立戦争に協力したらの話である。一つの中国を理解し尊重する日本が中国分裂の戦争に加担する筈はない。》

 

 西を向く鳩山氏は、その西の途中にある台湾に2,300万人強が住んでいることを無視する。しかも台湾は1996年3月に初の総統直接選挙を実施した。この選挙を軍事演習で事実上妨害したのが中国だ。筆者は台湾沖にいたのでまだ覚えている。

 5月20日に頼清徳総統が就任すると、中国は24-25日に台湾周辺で軍事演習を実施した。

 さて、旧約聖書の「ノアの箱舟」では🕊がオリーブの枝を運び、洪水🌊が終わったことを知らせる。つまり鳩は神と人間の和解のシンボルとなり、現在に至る。

 スタンフォード大でも学んだ🖊鳩は、オリーブを探さないので木も森も見ない。故に、中華の神と人類の和解の象徴にはならない。ラーメンにオリーブ油を振り掛ければ邪道になるのだろう。