672.エンタメは 温泉郷の 肩叩く 知事は支援で 整合性説く
先日、ミス日本👩に触れ、「夏でも冬でも若い女性が視野に入るのは拒まない」と書いた。産経新聞の『金曜エンタメ』欄1を開いたら知らない女性2人の写真がある。
右側に写っていたのは北香那(26)。2月25日のCS時代劇『橋ものがたり(約束)』でヒロインを演じる。彼女は、「お着物を着ると現代劇とは違うスイッチが入り、役にのめり込みやすい」と言う。彼女は『鎌倉殿の13人』や『どうする家康』にも出演していて、成程ねと思った。
左側には小芝風花(26)。公開中の映画『レディ加賀』で温泉旅館の若女将を演じる。解説を読んで驚いた。2年前のロケ先が石川県の加賀温泉郷!しかも地元の人達がエキストラで出演!雑賀俊朗監督は、興行収入のうち配給会社の取り分である配給収入の5%を義援金として寄付すると発表している。
今回の能登半島地震で筆者にできるのは石川県の特産品を買うことくらい。しかし近隣の商店街に石川の魚介類🐟を入荷したという知らせはまだない。それで映画の上映時間を検索した。幸い横浜と川崎で上映中。来週観に行くことにした。
産経は代々木公園での「魚ジャパンフェス」(22~25日)を紹介し、《濃厚「能登かき」食べて応援》と宣伝している2。これも石川県民支援策の一環。
さて、2月8日、千葉県の熊谷俊人知事は記者会見で、能登半島地震で住宅🏠が被災した高齢者世帯などに最大300万円💴を給付する政府の支援策について、過去の震災や賃貸住宅に暮らす被災者への支援との整合性が取れないと述べた3。
政策の整合性を強調するのはいい。しかし政府が今ならできることを、例えば8年前、13年前の事例と比較する合理性があるのか。罪刑法定主義と判例は法的拘束力を論じるが、災害支援とは無縁だろう。
[出典1 2024年2月16日付け産経新聞『金曜エンタメ』]
[出典2 2024年2月16日付け産経新聞『魚の国宝の国』]
[出典3 https://www.yomiuri.co.jp ›
能登地震の支援策に千葉県知事が苦言…「過去の震災と巨額 ...読売新聞オンライン(参照 2024-2-16)]