663.雪の日の うちの家族は 別行動 炬燵監視と 巡回警備

 

 2月5日、関東平野にも昼前から⛄が降り始めた。6日朝、玄関の戸を開けると、一面銀世界が広がった……とは言い得ないが、2㎝ほどの積雪が周囲を白く輝かせていた。

 いつものように網を張り始めたら、アリスちゃん🐈がサッと出てきた。彼女にとっては7年弱の猫生(人生)で初めて見る積雪。雪が何なのか知らないので、筆者は、「雨☔がものすごく冷たくなると凍って白くなるんだよ」と説明したが、無視。手も足も濡れていつもより冷たくなっている筈だが、気にせず、30分以上も外を歩き回った。

 翔ちゃん🐱は全く出てこない。「亀の甲より年の劫」で家の中にいても冷気を感じ取っているからだろう。

 まだアリスちゃんが家族でなかった6年前、横浜でも少し雪が積もった。明くる朝、翔ちゃんは玄関先に出た。ゆっくりと歩を進め、雪を踏み締めた。その途端だった。踵を返し、家の中に走り込んだ。異常事態を感じたらしく、筆者が体操を終えるまで外には出なかった。

 翔ちゃんとアリスちゃんは、性の違いがあるとしても、性格が随分と異なる。2人共体が濡れるのを嫌がるが、小雨ならアリスちゃんは外に出る。妻を独占したがる翔ちゃんは、アリスちゃんが側に来ると、兄貴👱風を吹かして追い払う。

 休憩🛏を充分取ると、アリスちゃんは家の中を歩き回り、筆者が何か特別なことをしていないかと監視する。翔ちゃんは動きをセーブしたがる。トイレ🚽の使用法も異なる。アリスちゃんは匂いを気にするので紙砂を何度もおしっこやうんちに掛ける。だからトイレ時間が翔ちゃんより長い。

 さて、妻と筆者には1つ不満😠がある。2人共抱っこが嫌い😡。抱き上げて3秒もすると降りたがる。2人のいない生活など考えられないが、性格の違いは、或る意味、世の中の縮図🗺である。日々ニヤニヤしながら眺めている。