633.法然の 南無阿弥陀仏 唱えても 一か八かの ドンバチ止まず

 

 どうも複数の誰か😎がツルンでいるような気がする。

 2023年10月7日のハマスによるイスラエル急襲に関し、筆者はブログNo.621で「第3次世界大戦とは国と地域がバラバラで戦う情勢のことかもしれない」と書いた。表現が曖昧なのでここで捕捉する。

 第2次世界大戦は1945年に終わった。その後ベトナム戦争、中東戦争、イラン・イラク戦争、ソ連によるアフガニスタン侵攻などが起きた。

 これらは地域紛争の範疇にあるが、ロシアによるウクライナ侵略後、世界各地で紛争抑止の箍(たが)が外れている。ここ2カ月間の事変は下記の通り。

 

 2024年1月2日、トルコ政府は英国がウクライナに提供しようとした掃海艇2隻のダーダネルス海峡通過を拒否1

 1月3日、日米英独など13カ国は共同声明を出し、イエメンの親イラン民兵組織フーシ派に紅海を通過する商船への攻撃停止を要求。昨年11月19日から今年1月3日までの攻撃は既に23回2

 1月3日、イスラム国(IS)はイラン東南部のケルマンで爆弾💣を使い360人超の背教者を死傷3

 1月4日、台湾国防部は、3日に中国の気球🎈3機が台湾上空に飛来し、その1機は台湾本島上空を飛行したと発表。台湾上空への飛来は2日連続4

 1月5日、北朝鮮は朝鮮半島西側の黄海に向けて砲撃5

 

 さて、上記事変の各首謀者は、暗黙の了解で、意図的国際秩序混乱させている。つまり国際秩序を破綻させる現在の状況こそが第3次世界大戦である。

 櫻井よしこ氏は、「国民と政府が国を守り通すと決意しないと国は潰える」と訴える6。国連安保理が機能不全に陥った今、クワッド(日米豪印)など民主主義国家はこれまで以上に連携して自由と平和を守らなければならない。

 「国際紛争は外交努力で解決を」という念仏🙏を唱え続ける政党や政治家は日本に要らない。

 ここでは触れないが難民増加にも裏があるのではないか。

 

[出典1 2024年1月5日付け産経新聞『トルコ、通行認めず』]

[出典2 2024年1月5日付け産経新聞『フーシ派に攻撃停止要求』]

[出典3 2024年1月5日、6日付け産経新聞『イラン爆発 死傷360人超』、『イラン爆発 ISが犯行声明』]

[出典4 中国気球、2日連続で台湾本島上空に 新竹の空軍基地付近を飛行 ロイター通信2024年1月4日午後 1:48(参照 2024-1-6)]

[出典5 2024年1月6日付け産経新聞『北 黄海で砲撃200発超』]

[出典6 2024年1月8日付け産経新聞『美しき勁き国へ』櫻井よしこ]