590.鍛錬を 15度やって 焼き入れし 叩いて伸ばし 研いで完成

 

 最近の筆者はこれが鬱状態😔なのかと思うことが多い。個人的に新たな悩みがあるからではない。去年からの苦痛😞も今年意識し始めた課題も、自分なりに素直に認めて対処している。

 では何が鬱の原因か。それはウクライナの現状である。NHKによると1

 

 (1)ウクライナの調査会社が10月31日に発表した世論調査を昨年5月と比較すると、「政府への信頼度」は74%から39%📉となり、「大統領を信頼」は91%から76%に落ちた。

 (2)11月1日、ウクライナ軍のザルジニー総司令官は雑誌への寄稿やインタビューで、戦況が膠着状態に陥る段階に達していると述べた。ゼレンスキー大統領はこれを否定した。

 (3)11月17日、英BBC は“徴兵逃れで2万人近くが出国🏃”と報道した。徴兵逃れには賄賂💶が蔓延る。今年1月には汚職関連で政府要人が相次いで解任された。「トランスペアレンシー・インターナショナル」の世界汚職ランキングによると、2022年のウクライナは180の国と地域のうち116位でロシアが137位だった。スロバキアやEUや米国も汚職対策推進を求めている。

 (4)来春🌸に大統領選挙が実施されれば、大統領府の元顧問のアレストビッチ氏が立候補する意向である。彼はウクライナのNATO加盟と引き換えにロシアによるウクライナの領土占領を事実上認める内容の主張🤝を展開している。

 

 こんな現状でも一筋の光明🌒はある。『ゼレンスキーの素顔』を執筆したジャーナリストのルデンコ氏は、10月下旬、「大統領は成長し、変化している。人の異動を行わずして前進することは不可能だと考えている。政権は非常に強力だ」と述べた。更に、「ゼ大統領と最初からチームにいるイエルマク大統領府長官が車🚓両輪になっている」と強調した1

 現地で取材した横川浩士記者は、汚職対策が極めて重要だとした上で、ロシアに勝利して戦争を終わらせるというウクライナの人達の思いが揺らぐことはないと締め括った1

 さて、生前の安倍総理は国会で「総理とはどういうものか」と問われ、「溶けた鉄を鋳型に流し込めばそれでできる鋳造品ではない。叩かれて、叩かれて、やっと形を成す鍛造品。それが総理というものだ」と答弁した。

 ゼレンスキー大統領も叩かれてこそ真の大統領になる。

 とは言え、ゼ大統領の日常は筆者の想像を絶する。暗殺の企みを排除しつつ、4千万人の国民を引っ張っていく度量とは何なのかと思う。安易な物言いだが、日本の国会議員713人はどう捉えているのか。

 

[出典1 https://www3.nhk.or.jp › ... ›

汚職に軍との“不協和音”も…ゼレンスキー大統領の内憂外患 NHK 2023年11月19日 5時38分(参照 2023-11-21)]

「注 刀剣の写真は、太刀 銘 正恒 附 菊桐紋散糸巻太刀拵。刀身は12世紀、拵えは18世紀作。東京国立博物館蔵」