574.服薬で 症状緩和 したけれど 医師の一言 「グサッ」と刺さる

 

 筆者は買い物などの用事を午前中に済ませる🚲。午後からゆっくりできるし、買い忘れにも対処できるからである。先週の水曜日はゆっくりとしていられなかった。イライラしながら夕食🍲の下拵えをし、最寄りの内科・整形外科クリニックへ急いだ。

 何事か?

 台所で食事の支度をしている時、右利きの筆者は左手の指を包丁🔪で傷付けることがある。殆どの場合、小さい傷なので軟膏を塗り、バンドエイドを巻く。頻度は1カ月に1度くらい。だから右手を痛めることはない。

 ところが4日前から右手人差し指👉が痛み出した。指先を見ると、傷はないが小さな黒い点が見える。眼鏡👓をし、拡大鏡🔍を使ったが、刺(とげ)ではない。

 水曜日になると指先が腫れ、物に当たると激痛😵が走り、もう放置できなくなった。それでクリニックを受診した。

 レントゲン写真で骨に異常はない。医者は指の側爪郭(そくそうかく)を見て、爪周囲炎ではないので、細菌が指先に入って炎症を起こしていると言った。病名は蜂窩織炎(ほうかしきえん)。人差し指が感染しても、他の指にまで移ることはないとも。処方されたのは抗生物質5日分。「水仕事をするんですが」と言うと、「ゴム手袋🧤をしてください」との指示。

 筆者は狐🦊に摘ままれたような気分になった。「いつ、どこで、どうして?」

 1日3度の錠剤を服用したら、徐々に症状は改善した📉。

 このクリニックには7月にも訪れた。その時の不調は左手首の痛み。レントゲン検査に問題はなく、「関節炎ですが加齢です」と言われた🗡。その後サポーターを渡された。よく見ると、サポーターの手の平部分には左手を下に曲げないよう鉄板(幅1.6㎝x長さ12.3㎝)が入っている。3週間使用したら症状はなくなった。

 さて、筆者は色々な物事を見聞きして判断をする。まあまともな部類の人間だと思っているし、そのように行動している。只、頭髪から足先までは管理できていない。髪は勝手に白くなって抜けていく。躓いて足先を痛めることもある。包丁の手元が狂うこともある。

 仏教では「心身一如」と言う。残念ながら筆者は「心身不履行」になっている。