561.桜さん 気候変動 お許しを 玉ねぎさんは 物価変動

 

 時季外れ桜の開花についてはブログNo.549で書いた。

 当初筆者が見つけた🌸は散ったが、周辺にある数本の枝が又開花している。真っ白な花弁が多いけれども、中には薄っすらとピンクになっているのもある。これには驚いた。

 もう一つ「ええっ!」と思ったのは、ここ1週間、開花した🌸の枝から緑の葉がもう出てきたこと。まるで花に寄り添う風情。春の場合、花が散ってから葉が伸びる。もう10年程前になるが、秋も半ばになると🌸の木は枯れ葉を積極的に落とそうとすると何かの本に書いてあった。翌年春のため枝に養分を溜めるためらしい。「成程な」と頷いた記憶がある。

 10月24日朝、NHKラジオ第一に読者投稿がいくつかあり、話題はソメイヨシノの開花。好天続きにより各地で咲いているようだ。

 それにしても思う。花と言い、葉と言い、何とも健気(けなげ)でいじらしい。周囲の枝が🍂を全て落としているからだ。普通なら1カ月経つと濃い紫の実を付ける筈だが、晩秋の冷気には耐えられないだろう。

 ついでなので拙宅の家庭菜園に触れる。10月初旬、プランターと柿の木の側にある土に春の残りの牛糞や野菜培養土を入れた。

 19日朝、量販店へ行って玉ねぎの苗を2束買った。800円(昨年は700円)。苗は先ず雨水を溜める陶器の鉢に入れて休憩させた。午後3時から苗を植えたら10本余った。ここで「ええっ!」

 何故か。昨年までは1束50本と売り場に書いてあっても、60本以上入っていたからだ。(60-50本)x2束=20本となる目算だったのに、実際には2束で98本。余った苗をどこに植えようかという悩みは杞憂だった。

 翌20日、ガッカリしつつ、いつもは使わない小さい鉢に残りの10本を植えた。

 世の中は不思議である。21日、散歩に出たら、Bさんが声を掛けてきた。「貰い物だけど、玉ねぎの苗を植えてよ」と。彼女は10本程握っている。筆者は2本戴いた。98+2=100で切りの良い数字になるからだ。

 さて、何本がこの冬を恙なく越してくれるだろうか。今年5月の収穫は小さい玉ねぎばかりで過去最低だった。

 尚、25日、散歩途中にシロアマリリスが咲いていた。本来なら初夏に咲く花である。