401.水泳で 歓声上げる 観客は 記録だけ見て 出で立ち見ぬか

 

 2023年5月18日、与党はLGBT法案を国会に提出した。ここ数カ月、同法案についての議論が喧しかった。

 筆者はブログNo.213でT(トランスジャンダー)に関して、女性スペース(トイレや更衣室)確保に触れ、2つの事件を引用した。即ち2022年8月、米国のニュージャージー州女子刑務所ではT女性が2人の囚人を妊娠させた。同年10月、カナダのオンタリオ州女子シェルターで性犯罪の前科があるT女性が入居者を強姦した。

 再度T女性を取り上げる。なぜか。同法案を危惧する友人から2日前に電話を貰い、カレン・ホワイト事件を知ったからだ。T女性のホワイト(2021年時点で52歳)は2001年には少女にいたずらし、2003年と2016年には女性を強姦した。その後別の事件で女子刑務所に服役したが、2017年に受刑者2人を強姦した。ホワイトは現在無期懲役になっている1

 尚、T女性はスポーツ界にも影響を及ぼしている。例えば3年前まで男子として参加していたT女性のトーマス選手は2022年3月の全米大学体育協会(NCAA)の水泳大会に出場し、女子500ヤード自由形で優勝した2

 筆者はLGBTに疑問を感じている。「なぜLGBTの人たちは少数派なのか」と。同時に、彼らが多数派になれば「人類の人口は減るのではないか」、或いは、「子ども誘拐ビジネスが流行るのではないか」とも。

 ジョージ・オーウェルの小説『1984年』の世界ではLGBTに触れていない。しかし彼らの存在はどう扱われるのだろうか。

 さて、細野豪志自民党議員は、LGBT法案について、「理解増進法は理念法であり、慎重な人たちが懸念するような差別を禁ずる法規範性はない。一歩を踏み出す、ということだ」と述べている3

 大枠の法案を成立させてから個々の問題を処理すればいいという考えには一理ある。それなら今回法制化せずに個々の案件処理実績を積み上げてはどうか。ジャムは煮詰めてから保存する。

 

[出典1  https://1ovely.com/transgender/(参照 2023-5-17)]

[出典2  https://www.worldtimes.co.jp>global>north-america

女子選手ら「公平な機会を」米国 Tジェンダーの競技参加で 2022/8/15 By 山崎洋介(参照 2023-5-17)]

[出典3 2023年5月17日付け産経新聞『保守系 渦巻く不満』奥原慎平]