本からはほんとにたくさんのことが学べますね。

 

自分とは違う人生を歩んできたからこそ感じられたこと、考えたこと、たどり着いた境地、そういうものをたかだか2000円くらいで得られるなんて、ほんとにありがたい。

 

最近、強く意識していることは「読んでも行動を変えないと意味がない」ということ。人生の役に立つことをいくら知ったところで、実行しなければ何も変わりませんからね。勉強の仕方を知ったところで、やらないならパッパラパーなままなのと同じです(^^)私はとりあえず、ノートとペンをそばにおいて読んでいます。

 

 

最近私が読んだ本がこれです。読むことには2時間もかかってないかな。著者の溝口さんはBreakingDownのCOO。


#COOって何?
 

#BreakingDown

#教育上よろしくない

 

BreakingDownを見てほしいとは思いませんが、溝口さんの生き方は私と違い過ぎていて、その人生を通して得た考え方はほんとうに勉強になりました。

 

これからも本は積極的に読んでいきたいですね。漫画でも全然OKだと思いますよ。得られるものは、ある!

 

自己肯定感に関する認識のズレ

自己肯定感は大事と言いますが、大事と言うわりには認識がズレていませんか?と思うことしばしば。

 

#しばしば

 

子どもに自己肯定感を持ってもらうために、結果をたたえたり、できたことをほめたり、と意識的にされているような話を耳にすることがありますが、それで子どもが得られるのは自尊心です。

 

自尊心とは、自分の能力や結果に基づく肯定的自己評価です。〇〇できたオレってすごくない?〇〇できちゃう私って価値ある人間じゃん?みたいな感じ。

 

それを「すごいやん!」「できたね~!」って言って養おうとするんですけど、これは能力や結果ありきなので、その能力や結果で敗れれば比較的簡単に崩れます。「クラスで1番足速いから!」って言ってた子の自尊心でも、クラス対抗リレーで他のクラスの誰かに抜かれたら、もろくも崩れてしまいそうですよね。世の中、上には上がいますからねぇ…。自尊心を保つのは簡単じゃないです。

 

 

そもそも、能力や結果に基づく肯定的な自己評価はたいてい自分でできますよ。だって能力があったり、結果が出てるんですから。「いやいや、そんなん全然…」と謙遜していたとしても、自尊心はもってるでしょ。

 

自己肯定感とは、自分自身をありのままで肯定的に受け入れ、価値や可能性のある存在として認識する感情です。成功しようが失敗しようが、能力高かろが低かろうが、自己肯定感にはほぼ関係がありません。自身がありのままでいられない、自身に価値や可能性が感じられないと低下します。

 

 

自己肯定感を養うなら、自分で自分のことを決められる、自分で自分のことを変えられると認識させてあげることです。そのために「自分で決めた行動を実現する」ことをお手伝いできます。

 

簡単な例を出すなら、「この夏はかっこよくシャツ脱いで割れた腹筋見せたいなぁ」→「よし、今日から毎日腹筋しよ。」→「あっ、うっすら腹筋割れてきてね?!」←自己肯定感の高まり、です。できるお手伝いは、毎日腹筋するという行動を支えること。「おっ、腹筋始めたんや」とその行動を認めたり、「今日って腹筋やったっけ?」って思い出させてあげたり。

 

自分で決めたことの成功体験は自己肯定感を特に高め、だったらこれもできるかな?と次の行動も促すことでしょう。

 

逆に自己肯定感を高めるためには、「あれをしろ」「これをするな」と縛ることは極力避けたいですね。他人に決められたことで、成果が上がらなければ他人のせい、成果が上がっても自己肯定感にはつながりません。自尊心は向上するかもしれませんが、一時的でしょう。

 

 

自己肯定感が高ければ、何かあっても「自分のことは自分で決めて自分で変えられる」と頭が働いて行動できます。結果的にストレス耐性が高く、前向きな行動や態度を促進するでしょう。逆に、自己肯定感が高まっていなければ、他人の指示待ちでやらされたことをやるだけの場面が多くなるのではないでしょうか。

 

極端にしたイメージ的には、こんな感じ。

◯自己肯定感 高 「どうやってやろうか」と考える

◯自己肯定感 低 「やるかやらんか」を考える

◯自己肯定感 0 「…」誰かの指示を待つ

 

もちろん、社会生活を送る以上はルールによる縛りはありますし、未熟ゆえに道をハズしている場合は強制的に修正することが必要なこともあるでしょう。ただ、「あれをしろ」「これをするな」という大人の考えの押しつけや大人都合による縛りは極力排除したほうがいいでしょうね。

 

自己肯定感の軸は自律です。自分のことを1つでも多く自分で決めて、より自分らしい人生を送ってほしいですね。

 

 

自己肯定感とほめるがワンセットみたいな扱いをされていると感じているのですが(そもそもそれが的ハズれやと思う)、ほめるについても思うことがたくさんあるので、また書こうと思います。

 

 

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このブログを読んでくれてありがとうございますm(_ _)m

 

ということで、今日も明日も前向きに、気楽かつ穏やかに頑張りましょー(^^)

 

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