雪こそ積もらなかったけど、凍った。
寒さも2月が終われば終わるだろうと思っている乙女、サクラでございます。
なんちゃって理系夫婦の喧嘩 食塩水問題の続きです。
前編どんな話だったか忘れてしまった人は、予習してくださいね。
はじめに申し上げますが、ちゃんとはかることは重要です。
特に製菓、簡単に言えばお菓子作りをする時には、レシピ通りちゃんと材料をはかり、工程も順番通りに作る事が大事です。
ただ色々な問題はこちらが万全な状態で起こるわけではない。
現在使えるもの、知識、経験を生かしてあたるしかないのである。
簡単に言えば臨機応変に対応って言う奴な。
では続きです。
1Lのペットボトルとデジタルはかりと食塩だけで、約3%の食塩水を1L作ってほしいというと、オジサンは出来ないと言った。
どうも1Lのペットボトルでは970mlがはかれないし、さらに言えば1Lのオーダーがきているのに1L作れないという事だ。
つまり計量カップが用意されてなかったことが問題のようである。
が、手前に出してないだけであって、よく使うのでちゃんと10ml刻みではかれる500mlの計量カップは流し台にあるのである。
洗ってないだけであって(笑)
ここから考えられることは、ざっとこんなもんであろう。
①500mlの計量カップの存在は知っていたがどこにあるか分からなかった。
②流し台にあるのは知っていたが洗うのが嫌だった。
③そもそも作れというならば用意すべきだと思った。
高い確率で、①の可能性がある。
そもそもオジサンという生き物は探すのが嫌い。
本当に目は飾りか?と思うほど、オジサンの目は節穴である。
オジサンという生き物は自分に必要がない事だとやらないし、片づけることが苦手だからどこに物があるかなんてわからないからだ。
基本、出したら出しっぱなし、やったらやりっぱなしなので、指摘しなければ半年くらい同じ場所にプラスドライバーが転がっていることもある。
ちなみに翌日に指摘すると明日収納しておくといい、確実忘れる。
オジサンの考え方は、今日できる事は明日にするだからな。
私は今日できる事は今日中にやっておくタイプである。
ちなみに学生の頃の夏休みの課題というものは、貰ったらすぐにするので、毎年夏休み入って1週間でほぼ消化するタイプである。
まあ、オジサンとは真逆のタイプであるので、そこは相容れぬわ。
②の場合は確率はかなり低い。
洗うのが嫌だったら、やりたくない理由を隠そうとして、どうでもいい事をグダグダ言い始め、よく分からない言い訳をするだろう。
まあ、結果は出来なかった言い訳に、1Lでは970mlははかれない事をメインで言っていたので、流し台に計量カップの存在に気づかなかったに違いない。
③は500mlの計量カップ存在を言うと、では最初から用意しとけよ的な事を言っていたので、オジサン曰く「俺様に作るように指示をしたのだから用意してない方がおかしいだろ?」だろうね。
基本、オジサンという生き物は俺様生き物である。
まあ、オジサンという生き物はモラハラ成分多めのヤツだからな。
とりあえず500mlの計量カップを用意した。
これで作れるよね?というと、オジサンはブツブツ文句を垂れながら作る。
970mlの水に30gの食塩を入れ、100mlの水に3gの食塩を入れ、100mlの方から30mlだけ970mlに加え、3%の食塩水を1L。
なんだけど、よく見ればキンキンの水道水で作ったものだから、食塩が溶き切れていなくて底にたまっている。
オジサンってな、分量はきっちりはかりたがるのに、あとはかなり雑なんだよな。
そこが残念極まる残念な生き物なのよね。
こだわるのならば、最後までこだわるべきである。
そのキンキンの水道水で作った食塩が溶け切れてない状態の食塩水を入れたボールに、アサリを入れようとしていたけど、それは良くない。
こだわるのならば、半分くらいの食塩水をレンジでチンして温めて全ての食塩を溶かし、底が平たいバットのようなものにアサリを並べていれる。
そして同じバットがあればかぶせて、中を暗くする。
ちなみに水温は20℃付近がいいけど、温度計を出すのが邪魔くさかったので、手で触ってちょっと冷たいかな?っていう程度。
アサリの生態に詳しくはないけど、30℃はヤバそうじゃない?
まあ、やや冷たいと感じる程度で良いかと。
知らんけど(笑)
バットのようなものに入れる意味は、貝を重ねないようにするため。上の貝が吐いた砂を下の貝がまた吸いこまないようにするためである。
狭い場合は、ボールにザルとかがあればいい。多少貝同士が重なっていたとしても、ザルの目から落ちていくことが多いから。
内容が真面目な話だけど、この話はあくまでもアサリの砂抜きの話である。
それで3%の食塩水の作り方で軽く3日はもめた(笑)
そこで理系ならではかなーと思う話を紹介します。
オジサンが料理本とか見ていて「単位を統一すべき」と言っていた事がある。
例えばだけど、水97mlに対して、3gの食塩で、約3%の食塩水を作るとする。
この場合、mlとgという単位がある。
mlはいわば大きさを表す単位であり、gは重さを表す単位である。
まあ、最近はgで統一して書いてあるレシピもよく見るけどね。
ccとかmlとかカップとか表記もあるわな。
それについては、今じゃデジタルはかりは安くてほとんどの人が持っているかと思うけど、昭和の時代では上皿はかりでして、3キロもしくは5キロとかはかるものが多かったとか。
そこから推測すると、10gとかはかるのがギリじゃないかな?
とてもじゃないけど1gとかはかれなかったんじゃないかと思う。
なので、計量スプーンなどあったのでは?と思うんだけど。
あと、「少々」と「ひとつかみ」とかの表記問題。
一体なんgの事を言っているのか?または何でそういう表記をしているのだろうか?という疑問。
まあ「少々」は指二本でつまみ、「ひとつかみ」は指三本でつまむ。
これについては、ぶちゃけ入れなくても問題はないかと思う。
だって、人により指の太さ違うじゃない?
なので厳密に言えば、グラム数は変わってくると思うから。
ではなぜこういう表記をするかと言うと、ちょい足し感覚じゃないかと思う。
厳密にはからねばならんものじゃなく、自分で微調節お願いしますって感じ。
好みは個人差あるもんな。
なので、曖昧な表現になるのではないかと思うわ。
強いて言えば、「少々」と「ひとつかみ」では、「少々」の方が少ないって感じよ。
まあお料理に関しては愛情なので、食べる人の好みに合わせるといいのではないでしょうか?
ちなみにアサリだけど、少しジャリとした(笑)
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