先日のブログにて、何してるん?と思った人が多数だと思います。

メロンを育てている乙女、サクラでございます。

 

ホント、自分でも何してるん?と思うわ。

だって、計画的にメロン栽培しようと思ったわけじゃないんだから。

 

事の発端は、スーパーでカットされたメロンが売ってなかった事が始まり。

量は少な目だけど、お手頃なお値段でフルーツがカットされたヤツあるでしょ?

あれを食べたいと思った日に購入していたわけよ。

 

けれど買いに行った時に売ってなかったのよね。

そういう日もあるわなーと思って、次買うぞ~と何度か買い物に行くたびに覗いてみるんだけど、メロンのカットフルーツが並んでなかったわけよ。

 

人はさ、ないから我慢していると、余計にほしくなる生き物。

そんな状況で、横でボケバブリーがほざくのよ。

 

「メロン一玉買えばいいやん」

と。

 

 

 

スーパーのメロン、安くて一玉1000円するんだよ?

さすがフルール界の王様メロン様、オジサンと半分するとしても、お高いっ!!

 

そんな私にボケバブリーが囁く。

「ずっと我慢してるんやろ?我慢は良くないよ。1000円あげるよ~」

 

おじいちゃんが孫に小遣いを渡すように、千円札を出して、そっと私に握らせる。

電子マネー払いなのに!

 

やめろ!贅沢は敵だ!生活水準をあげたら戻れなくなるんだぞ!

ミカンの缶詰一つで、会社で嫌な事があっても癒されることがなくなるんだぞ!

やっぱりフルール界の王様はバナナだよなーとか言えなくなるんだぞ!

 

とか思ったのは、一瞬で、その千円札を財布に収納し、メロンを買い物かごに入れた。

サクラさんが贅沢を覚えた瞬間でもあった。

 

家に帰って、さっそく食べようかと思ったんだけど、サクラさんは美味しいのが食べたい。

ネットでメロンの食べ頃を調べてみると、メロンのお尻、そこの部分を押してみて弾力が出てくると美味しいとあったので、冷蔵庫の横に転がしておいた。

 

毎日、その部分を押した。

うん、押しまくった。

 

弾力が出てきたかな?と思って、ウキウキで切ったら…

メロンのお尻部分が腐っていた。

 

ゲンナリ。

押しすぎたんだろうな。

 

200円分くらい切り捨てて、食べた。

めっちゃ美味しかった。

 

200円分損をしたなーと思って、その種をガバッとすくって、植木鉢に流し込んだ。

そのうえから土を適当にかぶせた。

 

次はお尻の部分だけを押すのではなく、全体的に押してみよう~とまたメロンを一玉買ってきて、側面を毎日押して確認していた。

 

なかなか柔らかくならんなーとちょっと不審に思ってよく見たら、いつも押している側面ではなく床についている部分から汁が出ていた。

 

なんてこった!

 

結果、今度は400円分くらい切り捨てた。

またその種を適当にガバッとすくって、何も植わってない鉢に流し込んだ。

そのうえから土を適当にかぶせたのはいうまでもない。

 

しばらくするとどちらも発芽。

カイワレ大根のようになったので、良さげな芽を選んでポリポットに植え替えをする。

適当に水を撒いておく。

 

さらに元気に育ったものだけを、今度は花壇に植えていく。

 

 

地面を這わないように、ビニールテープで吊り下げる。

地面這い出したら、家に入れなくなるからな。

 

ずっと前に100円均一で買ったネットが上に張ってあるので、そこまで這わしてやる。

絶対に地面に這わさないぞ。

 

 

大きくなって、花が付き始めたので、コイツら(メロン)が本気なのだと気づいた。

その意気込みに、肥料でもやろうか。

 

メロンを植える前に育てていたジャガイモの肥料の残りを適当に撒く。

 

言っておくが、所詮、コイツら(メロン)は腐ったメロンの子なんだよ。

私に許しを請う立場であり、私がこびへつらうものではない。

 

自力で頑張るがよい。

水は武士の情けでやってやるが。

そんなスタンスなのである。

 

 

7月、小さな実ができた。

 

この頃になると、オジサンが「摘果しなくてもいいの?」とか「一蔓に1個違うの?」とか、ネットで調べた内容をほざき始める。

 

まるでメロン農家でも始めるのかとも言いたくなるようなウンチク。

ちょっと何を言っているかわからないw

 

そもそも確実にメロンを育てるならば、ハウス栽培である。

温度管理や水管理、風や害虫などの脅威から守るにはハウス一択やろ。

 

そして日当たりはもちろん、十分なスペースのあるところで育てるもんや。

何株も密集させて植えている時点で、察しろ。

 

単純に蔓だけを育てている事に!

 

だいたいさ、食べごろは分からず腐ったメロンの子だよ。

何も期待してないわ。

 

ただ茂ればいい、茂れ。

 

と思っている私をよそにオジサンは大きな体をかがめて、せめて受粉という名の花をみつけてこするという作業をする。

 

あー、受粉はクマバチというやたらデカい蜂がしてくれてるでーと思うけど、何かしたいオジサン蜂に好きにさせておくかw

 

ちなみにクマバチというデカい蜂、こちらが何もしなければ、何もしないタイプみたい。

まあ、花の蜜を集めているタイプは、大丈夫や。

 

蜂全般に言える事だけど、音や姿を見たらとりあえず離れる。

近寄るなだなw

 

とりあえずメロンの話は収穫できるまで育つかわからんけど、最後まで報告するわ。

 

 

 


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