外科医ちっちさんの本を読みました。
心が救われるめっちゃ良い本だった・・・
読んでて頷きウルウルしちゃった
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私がとても感銘を受けて、
そうそう!そうそう!ホントそうよ!!!
と思ったのは、
「子育ての正論が呪いの言葉となる」
という部分。
わたしも、子育ての正論に
呪い殺されそうになったことは数知れず・・・。
『子どもの意思を尊重する』
特にこれには、
とても違和感を感じていました。
子どもの意思ってその意思が
「勉強やりたくない」
「ずっとゲームしていたい」
「スマホの制限いらない」
これは、尊重すべきなのだろうかと。
「今は、遊びたい時期なのだから
思いきりゲームをやらせてあげて。
どうせ、子どもはそのうち飽きるから」
なんて子どもを一括りにして言われても、
いやいや、子ども全員が
飽きるわけではないでしょう。
お宅の優秀なお子さまなら飽きるかもだけど
もしうちの子が飽きずにやり続けて
ゲームの泥沼にはまって廃人になったら
どうするのさ?
とかね・・・。
あと、
『子どもの話に耳をかたむける』
っていうのもさ、
子どもの言ってることって
時々、支離滅裂で自分勝手で自己中で
それを理解できないこともあって
それを延々と言われ続けられたら
こっちも疲れちまうわ
家事やってくれる人がいればまだしも、
そこまで暇じゃないし。
最後、口論になってしまうことだって
あるのでは?
って、うちは頻繁にそうでした。
(特に息子・・・笑)
あと『愛情不足』という言葉・・・
これも、頑張ってるママにとっては、
刀より鋭い呪いの言葉だよね。
『愛情をたっぷりかけてあげて』
『叱らずに抱きしめてあげて』
これは、もう15年以上前だから
浄化されてしかるべきなんだけれど、
当時、電話で散々苦情を伝えきた最後に
「もっと、娘さんに愛情をかけてあげて。
今回のこと、わたしは許すから
許してもらったよって言って
優しく娘さんを抱きしめてあげて。」
って、心の中では
沸々と湧き上がってくるものがあったけど
彼女の言ってることは、
ド正論だったので、言い返せなかった。
「ご主人とのコミュニケーションが足りないのでは?」
と言われたこともあったな。
いまなら、説教好きの人につかまってしまった
と思って、サラリとかわせた?かもだけど
当時はいちいち悲しんでいました。
少子化っていろんな要素があるとは思うけど
こういう呪いの言葉も拍車をかけていると思うのは
わたしだけ???
母は聖母マリアであれ!!!
なんて、ムリゲーーーーー
もともと、生まれつき能力の高い子どもを授かって
(それも、彼女の遺伝子のおかげなのか?)
自分のやってきたことがうまくいって
それが正解だと思ってしまうのは
致し方ないのかもしれないけれど、
そんなうまくいくケースばかりではないと思うのよね。
だから、その自分のやり方を
正解と位置付けて
「あなたのここは、間違ってると思うわ。
こうした方がいいと思うわ」
って言うのはどうなんだろ?
って思うわけよ。(←桃井かおり風に)
子育てに正解なんてないのだから・・・。
子育てって、何が正解って
一生懸命やってきたことが
たとえそれが、
しっちゃかめっちゃかだったとしても
その時その時、精一杯やってきたことが
それぞれにとっての正解になるんじゃないかな。
「こうすれば、こうなる」
って言うのが巷にあふれてて、
それを子育てに当てはめてしまうと、
自分は全然その通りにならないもんだから、
苦しくなってしまう。
これ、あたしが散々しでかて、
散々苦しんだことでやんす・・・。(笑)
「なんでうちの息子はへ理屈ばっかなんだろう?
なんで私(母)に、優しくないんだろう?
愛情不足?????」
ちーがーうーーー
それは、
私の息子の生まれ持ったキャラよ!キャラ。
生まれた時から、ババンバンよ!
ホントはそうなんだよね。
あ~あ。。。
もっと、気楽に子育てできたらよかったなぁ。
後悔は本当に先に立たず。それな
だから、後の悔やみと書くんだな。
「前悔」とか「先悔」とか
個人言語作ってみるか???
でもまあ、後悔とかあっても
それもまた好(よし)とすっか。
盛者必衰 諸行無常
何かが良き方向に変わる!
子育ての呪いに苦しんだひとりとして、
そんな未来になっていってくれたらと思います。
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