昨日(8月23日)は、千鳥ヶ淵戦没者墓苑で開催されたシベリア・モンゴル抑留犠牲者追悼の集いに参列しました。
(写真1:衆議院を代表して追悼の辞を述べる海江田万里副議長)
(写真2:立憲民主党を代表して追悼の辞を述べる泉健太代表)
日本がポツダム宣言を受諾した後の8月23日にスターリンの指示により、中国東北部や朝鮮半島にいた日本人約60万人が拉致されてシベリアに送られ、極寒の中で十分な食料が与えられず強制労働させられました。過酷な環境から約6万人はその地で亡くなり、凍土に葬られました。
1991年に日本政府はソ連政府と協定を結んで遺骨収集を進め、約2万人余りの遺骨を日本に持ち帰りました。しかし、戦後79年を経ても3万人以上のご遺体がシベリアやモンゴルなどの地に眠ったままです。
先人の幾多の苦難に想いを馳せつつ、政治の責務は再びこのような苦難を繰り返さないことです。勇ましい言説が散見される昨今ですが、桜井シュウは一人一人の命と暮らしが大切される社会づくりに力を尽くしていくことを改めてお誓い申し上げました。