今朝(6月7日)は、来日中のノルウェーのネス水産・海洋政策大臣(Minister of Fishery and Ocean Policy)とノルウェー友好議員連盟(超党派)で懇談しました。



 ノルウェーの水産物といえば、サーモンですが、サバも日本の食卓を支えています。漁業従事者の賃金は石油ガス産業と遜色のない高いレベルです。その秘訣は、漁業資源の適切な管理と漁船の設備投資でした。

 また、ノルウェーといえば、ジェンダー平等の先進国でもあります。一方の日本はジェンダー平等が遅れており、特に政治分野は遅れています。ネス大臣は女性ですので、ノルウェーでのジェンダー平等の状況について聞きました。ノルウェーでも、エネルギーや水産業など男性が多い分野があるとのこと。分野ごとに改善に向けて取り組みを進めているとのことでした。

 

 ノルウェーといえば、1993年のオスロ合意です。ノルウェーは、パレスチナとイスラエルの平和に取り組んできました。ネス大臣の担当ではないことを断りつつも、桜井シュウからは、現在、ガザで多くの市民が殺されていることについて、決して見逃せられるものではないことを述べ、即時停戦に向けて我々にできることについて取り上げました。

 ノルウェーは先月、パレスチナを国家承認しました。イスラエルとパレスチナが和平協議を進めるには、双方を国家として承認する必要があるとの判断でした。ノルウェー政府から日本政府にも呼びかけがあったようですが、日本政府は今はそのタイミングではないとして断ったようです。

 桜井シュウは、現状を打破するためのノルウェー政府の行動を支持します。