本日(5月16日)に内閣府が公表したGDP(国内総生産)の成長率はマイナス0.5%(年率換算はマイナス2.0%)でした。昨年10~12月期は一次速報でマイナスであったもののその後に修正されて0.0%となっていましたが、その前の7~9月期はマイナス0.9%(年率換算はマイナス3.6%)であったので、景気の後退の局面とみなさざるをえません。

 なぜゆえに、日本の景気は調子が出ないのか。

 第一の原因は国内消費の低迷です。悪い円安による物価高に賃上げがおいつかず、消費が低迷しています。国内消費の項目がマイナスであるだけでなく、在庫投資がプラスということは売れ残り品が在庫に溜まっているということです。輸入も減っているので実はその分はGDPの押し上げ要因になっていますが、この押し上げ要因を差し引けば、如何に日本の国内消費が不調かが分かります。

 第二の原因は円安にもかかわらず、輸出がマイナスです。日本企業の生産拠点が海外にシフトした今となっては円安による輸出ドライブというのはかからなくなっています。

 

 それでは、桜井シュウが政権を取ったら、日本経済をどうやって立て直すか。悪い円安をくい止めて、物価高を抑えます。一方で、賃金は底上げします。どうやってやるかは、これまでブログに繰り返し書いてきましたので、改めては書きませんが、国民の生活が第一の政策を実施します。