本日(5月19日)、兵庫県明石市でギャンブル依存症問題のセミナーがありましたので、参加しました。

 5月14日(火)~20日(月)の一週間はギャンブル依存症啓発週間です。ギャンブル依存症家族の会が啓発週間とその前後に全国各地でセミナーを開催しています。大阪府と兵庫県は終了しましたが、他の地域ではこれからのところもありますので、是非、ご参加下さい。



 

 ギャンブル依存症は、一度、かかってしまうと完全になることはなく、一生、ギャンブルをやりたくなる気持ちを抑えるという心の戦いを一生続けることになるようです。講師で「ギャン妻」こと田中紀子さんは、「大根は一度タクワンになってしまったら大根には戻れない」と表現していました。

 日本社会は、街中にパチンコ・パチスロが溢れ、またテレビをつければ公営ギャンブルのCMが溢れてします。誘惑が多すぎて、ギャンブル依存症から立ち直ろうとする人にとって過酷です。そもそも、ギャンブル依存症の最善の対策はギャンブル依存症にならないことです。簡単にギャンブルにアクセスできる環境を改善すべきです。ただし、昨今、難しいのはインターネット空間で違法のオンライン・ギャンブルが溢れていることです。

 5月13日(月)の決算行政監視委員会第一分科会でもギャンブル依存症の問題とその対策について取り上げましたが、政府のヤル気のなさが伝わってきて、誠に残念でした。一日も早く政権交代を果たして、日本からギャンブル依存症をなくす取組みを進めます。