日本時間の10月3日の夜に1ドル=150円を超えた後に、急激に147円ぐらいまで円高に振れる場面がありました。その後は149円に戻り、短時間での3円もの変動について、日本政府による為替介入があったのか、なかったのか、様々に憶測されています。財務省の為替介入であればもっと大きく動くでしょうから、今回は違う可能性があります。

 

 昨年のはじめには1ドル=100円台でした。それが150年に届きました。約35円、約25%の円安です。円安の分はそのまま輸入物価が上昇します。昨年はこの物価上昇の分を消費者物価に反映しきれていません。積み残しの分が今年も徐々に消費者物価に反映されていますので、ジワジワと消費者物価が上昇しています。

 

 物価上昇の第一の原因は、円安です。円安の原因は、日本での異次元といわれる金融緩和とすっかり定着してしまった貿易赤字です。桜井シュウは、この根本的な問題に取り組むことで、悪い円安と物価高を抑えます。