本日(7月2日)、ギャンブル等依存症セミナーin兵庫がギャンブル依存症家族の会の主催で神戸市男女共同参画センター あすてっぷKOBEで開催されましたので、桜井シュウは参加しました。セミナーでは、ギャンブル依存症問題を考える会の代表の田中紀子さんと依存症専門の田中医師が講演下さいました。田中紀子さんは、国会にも来ていただいてお話を聞かせていただいております。
また、田中紀子さんの著書「三代目ギャン妻の物語」と「家族のためのギャンブル問題 完全対応マニュアル」は、ギャンブル依存症の問題を実体験に基づいて生々しく分かり易く語っています。そして、どうすればよいのかについても、丁寧に説明しています。この問題は、国をあげて取り組むべきです。
ギャンブル依存症は、当の本人が不幸になるだけでなく、家族など周りの人々も不幸に巻き込んでしまいます。ギャンブル依存症に陥るのは自己責任だろう、という意見があるかもしれません。しかし、アルコールや薬物の依存症と同様、ギャンブルの依存症も一度嵌まってしまうと本人にはどうにもならなくなります。ですから、手を出さないことが重要です。
したがって、桜井シュウは、これまで国会でギャンブル依存症対策の推進とともに、そもそもギャンブルそのものを新しく作らず、減らしていく政策を進めるために力を尽くしてきました。
日本は、街中にパチンコ、パチスロなどが溢れています。また、公営ギャンブルが競馬、競輪、ボートレースなど各種あり、インターネットで購入可能になっています。さらに、近年は、大阪でカジノを作る方向で国と大阪府・大阪市の政策が進められるなど、人々を不幸に誘うような方向に進んでいます。
ギャンブルが社会を豊かにすることはありません。日本では奈良時代の689年に持統天皇が盤双六を禁止したように、古来より賭博は繰り返し禁止されてきました。こうした先人たちの経験を踏まえて、改めてギャンブルを禁止するように進めていきます。
