1年半前の衆議院議員総選挙で初当選などの立憲民主党の仲間10名で「君も政治家になろう」という本を出版しました。本屋でも販売されることとなりました。
1年半前の衆議院議員総選挙は野党サイドは混乱の中で選挙戦を迎えました。立候補に至った経緯、立憲民主党を選んだ経緯など、それぞれにドラマがありました。親が国会議員だったという意味での二世議員は1名で、それ以外の9名(桜井を含む)は普通の家庭に育ちました。世襲でもなく、金持ちでもなく、普通の庶民が国会議員になった、そのドラマが述べられています。
今春の統一地方選挙をめぐる報道では、候補者不足による無投票が問題として取り上げられています。選挙権(投票する権利)と被選挙権(立候補する権利)は表裏一体のはずなのですが、投票に行くとしても(投票率の低下も問題になっていますが)、立候補するとなると宇宙のように遠い別世界と思われているかもしれません。しかし、普通の人が議員にならなければ、議会は世襲や業界関係者ばかりになって、庶民の生活とはかけ離れた世界になってしまいます。そうならないためにも、普通の人が立候補して議員になる、という道筋がみえるようにすべきと考えます。
そうした意味で、本書が一助になれば幸いです。
