本日は、とある自治会で野良猫対策の勉強会がありましたので参加してきました。野良猫対策に取り組んでいるNPOが野良猫の現状と取り組み、地域猫の意義についてお話がありました。
以下、メモを取りました。聞き間違いがあったらスミマセン。
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猫の殺処分には1頭あたり1万2千円かかっています。そして、殺処分では、炭酸ガスで20分かけて窒息死させています。その間、猫は悶え苦しんで死ぬとのこと。
それならば、そのお金を避妊・去勢手術した方がよいのではないか、ということで、野良猫に避妊去勢手術という取り組みが考案されました。
猫好きの方も猫嫌いの方も、野良猫を減らしたいとの考え方は同じでしょう。これまでは別々の方向を向いていては、解決できません。
猫にエサをやる人がいるから、猫が増えるんや!という声があります。が、猫は雑食でなんでも食べるので、エサをやってもやらなくても猫は増えます。
問題は、置きエサです。猫が食べ残したエサに、カラスが集ったり、ムシが湧いたりします。エサを食べおわったら後片付けをすることが大事です。
また、避妊去勢手術の効果について、疑問の声もあります。
例えば、東京の新宿では、野良猫が激減し、ネズミが増えて困っているというぐらい効果があがっているとのこと。
去勢手術をすると、猫のマーキングがなくなり、オシッコの臭いの被害が軽減されます。
避妊手術するだけで、猫の鳴き声が軽減されます。
猫は、木酢液や柑橘系の臭いを嫌うので、寄ってこないようにすることはできます。ただし、猫が慣れてくると効果は低下してしまいますが。

