先週の会派視察の報告のつづきです。
千葉県市原市では小中学校図書室のICT活用による業務改善と公共図書館との連携について視察しました。
伊丹市では学校図書室は半分程度でICTが導入されているものの、残りの12小学校では手作業で管理しています。また、ICTが導入されていても学校毎に独立しており連携が取れていません。
市原市では、全校でICT化されていることで本の管理が効率的にできるようになっているとのことです。つまり、本のアドバイスなど司書が児童生徒に向き合う時間を増やすことができたとのことです。
また、ICT化により児童生徒の読書の履歴が分析できるようになり、学習指導にも活用できるとのこと。実際のところ、本をよく読む児童とほとんど読まない児童との格差は大きいそうです。
また、学校同士で連携ができていることから本の貸し借りができるようになっているとのことです。公共図書館のデータベースにも学校でアクセスできるので、予約することができるとのこと。ただし、受け取りは最寄りの公民館に出向く必要があるとのこと。
伊丹市は言葉文化都市を標榜していますが、学校図書室の運営管理については改善の余地があることが分かりました。
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