参院選の大勢が判明してきました。選挙中にマスコミが報道していた通り、改憲勢力が2/3を越えそうな情勢です。

 また、兵庫県選挙区では応援していた水岡俊一候補が落選してしまいました。3年前の参院選に比べて手応えはあったのですが、それがまだ得票に結びつくまでには至っていないのでしょう。それは大阪とその影響を強く受ける兵庫の特殊事情というものかもしれません。

 今回の選挙で注目された野党共闘ですが、32ある1人区では、野党の11勝21敗でした。野党共闘していなかった3年前は岩手と沖縄以外は自民党候補が勝利していたことと比べると、今回は大善戦だったといえ、野党共闘は大きな効果があったといえるでしょう。
 野党共闘について、民進党は共産党と組むのか?という批判があります。が、政治は相対的なものです。第二次安倍政権になってから自民党は右の方にドンドン進んでいき、遙か彼方に行ってしまいました。民進党と共産党の距離は変わらないですが、自民党と民進党の距離が大きく離れてしまったので、相対的に見て自民党よりも共産党の方が近くなったということです。自民党と共産党のどちらの伸張を阻止するべきかと考えれば、相対的距離が遠い自民党を阻止すべきでしょう。
 逆にいえば、自民党の右旋回がなければ、野党共闘というのは成立しなかったということです。


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