本日(5月9日)、参議院の環境委員会の川口順子委員長が解任されました。国会の常任委員長の解任は初めてだそうです。が、実際のことろ、これまでは解任というような騒ぎになったときには、委員長が自発的に辞任することで、「解任」の汚名を避けてきたということだと思います。
さて、解任劇で、野党側にとって解任することがどれほどの意味があるのはよく分かりませんが・・・国会のルールを守って委員会を公平・公正かつ円滑に運営すべき立場である委員長が率先してルールを破っていてはルールが有名無実化してしまうということなのでしょう。ケジメとして、委員長を辞めていただくということなのかなと解釈します。
一方の、川口前委員長は、中国の国務院(日本の内閣に相当)の国務委員(日本の国務大臣に相当)で外交担当(日本の外務大臣に相当)である楊潔チ氏と会談できることとなったこと、これは日中関係改善の糸口になりうることから重要な国益であること、との理由から、参議院の許可がないまま日程を延長したと説明しています。
安倍総理は、外交についても民主党政権を厳しく批判していますが・・・安倍政権も10年前に外務大臣をやった人を引っ張り出してこなければならないほど、手掛かりがないという意味で、ドングリの背比べなのでしょうか。ともかく、川口氏が安倍外交において重要な枠割を担うのであるならば、常任委員長という日程的に拘束される役職に就けなければよいのに、と思います。
環境常任委員長が、川口氏でなければ務まらないような、難しい職務だとは思いません。つまり、他の参院議員でもできる仕事だと思います。一方の、対中外交改善は、川口氏でなければならない部分があったのかもしれません。
川口氏がこの夏の参院選で引退するから・・・ということで、ご苦労様の意味を込めて名誉ある常任委員長に据えたのかもしれませんが・・・名誉職としてポストを割り振るのではなく、仕事をこなしていくためにどのような布陣であるかを考えるべきでした。
伊丹市議会では、来週から役選のための臨時会が開会されます。正副議長・常任委員会の正副委員長・特別委員会の正副委員長などの人事を決めます。この際には、年功序列や名誉職として決めるのではなく、市議会の課題に対して、どの議員が解決能力があるのか、どのような布陣がもっとも効率的なのか、という視点で臨みたいと思います。
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安倍総理は、外交についても民主党政権を厳しく批判していますが・・・安倍政権も10年前に外務大臣をやった人を引っ張り出してこなければならないほど、手掛かりがないという意味で、ドングリの背比べなのでしょうか。ともかく、川口氏が安倍外交において重要な枠割を担うのであるならば、常任委員長という日程的に拘束される役職に就けなければよいのに、と思います。
環境常任委員長が、川口氏でなければ務まらないような、難しい職務だとは思いません。つまり、他の参院議員でもできる仕事だと思います。一方の、対中外交改善は、川口氏でなければならない部分があったのかもしれません。
川口氏がこの夏の参院選で引退するから・・・ということで、ご苦労様の意味を込めて名誉ある常任委員長に据えたのかもしれませんが・・・名誉職としてポストを割り振るのではなく、仕事をこなしていくためにどのような布陣であるかを考えるべきでした。
伊丹市議会では、来週から役選のための臨時会が開会されます。正副議長・常任委員会の正副委員長・特別委員会の正副委員長などの人事を決めます。この際には、年功序列や名誉職として決めるのではなく、市議会の課題に対して、どの議員が解決能力があるのか、どのような布陣がもっとも効率的なのか、という視点で臨みたいと思います。
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