昨日(9月7日)、伊丹市議会で補正予算案などについての議案質疑がありました。桜井は2番目に登壇して、以下の点について質問しました。
1.補正予算案
・歳入:地方交付税の支払い遅延
・ポリオ予防接種の生ワクチンから不活化ワクチンへの切り替え
・私立幼稚園の認定こども園への移行に際し、安心こども基金を活用しない理由
2.中学生死亡事件のかかる伊丹市への損害賠償事件の和解
☆地方交付税の国から地方自治体への支払い遅延について
今年度の特例公債法案が未だ成立しておらず、国は予算執行を抑制する方針を表明しました。そして、当初は9月4日に地方交付税が国から地方へ支払われている予定でしたが、見送られました(結局、9月10日に支払われる見込みです)。
地方交付税が支払われなければ、伊丹市をはじめ多くの地方自治体の資金繰りは厳しくなります。そこで、伊丹市の資金繰りの見通しについて質問しました。
答弁では、9月分については市町村に対しては満額交付される模様であり、これを前提としつつ、11月分が支払われなかったとしても、新規の資金を運用せず、満期到来の資金を手元におくことで、何とか資金繰りできるとのことでした。つまり、事業の進捗調整や執行遅延など、市民生活への影響は生じないとのことでした。
伊丹市の行財政プランにおいては不測の事態に備えるべく財政基金残高を20億円以上としてきたとのことでした。しかしながら、この問題の本質は、伊丹市の財政運営において対処すべきリスクではなく、地方の固有財源である地方交付税を地方交付税法16条で定めた時期に交付できるように財源を確保することは国の責任とのことでした。
平たく言えば、国が地方交付税を地方に支払わないなんてケシカランよね?と質問し、遣り繰りはできますが、でもケシカラン話です!という答弁でした。
その他の質疑・答弁については明日以降に・・・。
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・ポリオ予防接種の生ワクチンから不活化ワクチンへの切り替え
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☆地方交付税の国から地方自治体への支払い遅延について
今年度の特例公債法案が未だ成立しておらず、国は予算執行を抑制する方針を表明しました。そして、当初は9月4日に地方交付税が国から地方へ支払われている予定でしたが、見送られました(結局、9月10日に支払われる見込みです)。
地方交付税が支払われなければ、伊丹市をはじめ多くの地方自治体の資金繰りは厳しくなります。そこで、伊丹市の資金繰りの見通しについて質問しました。
答弁では、9月分については市町村に対しては満額交付される模様であり、これを前提としつつ、11月分が支払われなかったとしても、新規の資金を運用せず、満期到来の資金を手元におくことで、何とか資金繰りできるとのことでした。つまり、事業の進捗調整や執行遅延など、市民生活への影響は生じないとのことでした。
伊丹市の行財政プランにおいては不測の事態に備えるべく財政基金残高を20億円以上としてきたとのことでした。しかしながら、この問題の本質は、伊丹市の財政運営において対処すべきリスクではなく、地方の固有財源である地方交付税を地方交付税法16条で定めた時期に交付できるように財源を確保することは国の責任とのことでした。
平たく言えば、国が地方交付税を地方に支払わないなんてケシカランよね?と質問し、遣り繰りはできますが、でもケシカラン話です!という答弁でした。
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