10年物国債の利回りが1.935%に達しました。一日で0.045%と大幅に上昇しました。

 2025年度の補正予算案では昨年を上回る大型となりました。財源は赤字国債となることから、債券市場において警戒が広がったものと思われます。4年前まではほぼ0%でしたし、1年前に1%を突破しましたが、ここにきて上げ幅を大きくしています。

 日本政府には1,000兆円を超える国債発行残高があり、この残高は増え続けていることを勘案すれば、利払い費は20兆円になります。もちろん、2%の金利がつくのは新規発行債で発行済の国債は関係ないです。とはいえ、借換債を含めて国債はドンドン入れ替わりますから、高い金利が適用される国債はどんどん増えるでしょう。

 アベノミクスの時代には、金利がほぼ0%だったので、利払い費を気にする必要はあまりありませんでした。しかし、これだけの金利水準になってくると利払い費が財政に与える影響を考慮せざるをえないでしょう。

 

 国会では赤字国債をバンバン発行すればいいと主張する議員がいますが、発行した国債を誰が買ってくれるのか?買い手がつかなくなったらどうなるのか?という視点も必要です。

 本日(12月2日)、駐日韓国大使の李赫(り・ひょく)大使が着任しましたので、日韓友好議員連盟で歓迎しました。日本と韓国は近いがゆえに様々な歴史があり、必ずしも良好であったわけではありません。しかし、国際社会において難題が山積する中で、人権、民主主義、法の支配といった人類普遍的価値を共有できる韓国とは協力して国際的課題に取り組むべきです。

 桜井シュウは、日韓友好議員連盟の幹事として隣国の友好を促進すべく、力を尽くしてまいります。



 今日(11月24日)は地元の阪急伊丹駅前に献血車が来ていましたので、400mlの献血をしました。

 



 プロフィールの趣味の欄に「献血」と書いていると気味悪がられることがあります。確かに、太い針を腕にブスっと刺される瞬間は痛いのでいやです。ですが、献血の機械がグルングルンと回るとともにだんだん血の気が引いてきてさっぱりした気分になります。

 私の場合、どうやら、日々、頭に血が上ることが少なくないようです。ときどき血を抜いたほうがアクが抜けてよいのかもしれません。

本日(11月23日)は第4日曜日ですので、ポスターなどで告知の通り、11時から阪急宝塚駅前ゆめ広場にて、14時からは阪急川西能勢口駅前アステ川西連絡橋上にて、16時からは阪急伊丹駅北口にて、それぞれ街頭活動を行いました。


(写真)阪急宝塚駅前ゆめ広場


(写真)阪急川西能勢口駅前


(写真)阪急伊丹駅前


 また、昼には宝塚歌劇場の対岸で「右岸祭」が行われていたので、行ってまいりました。ご地元で、まちづくり協議会の会長をしておられる大学学部の先輩がいらっしゃいましたので、一緒に写真を撮りました。


(写真)左は北野聡子宝塚市議、右は桜井、中央は、まちづくり協議会会長。


 明日(11月19日)の衆議院内閣委員会で大臣所信に対する質疑を行います。内閣委員会が所管する大臣は7名いますが、持ち時間は30分ですので、7名全員に質問するのは無理です。3名の大臣に質問します。



 第一問は、ギャンブル依存症対策について、赤間大臣に質問します。質問といっても、ギャンブル依存症にならないようにするための方策を2点提案して、実現を要望します。

 第二問は、男女共同参画について、黄川田大臣に質問します。これも質問というより要望で、来年度から5ヶ年計画がスタートする第6次男女共同参画基本計画の中で最高裁判事についての数値目標の設定を要望します。三権のうち、国会では衆議院と参議院で女性議長は過去にいらっしゃいますし、内閣では今年、女性の総理大臣が誕生しました。あとは、最高裁長官です。最高裁の判事は15名中4名(過去最高)と3割に満たない状況ですが、男女半々を実現すべく提案させていただきます。

 第三問は、物価対策です。物価対策は、上がってしまった物価の悪影響を緩和するための補助金やクーポン券の配布などの事後対策と、そもそもの物価を上がらないようにする事前の対策との2つ種類に分けられます。事後の対策は、来月の予算委員会での補正予算案の審議で議論するとして、明日は事前の対策を議論します。日本の物価高の原因は、悪い円安によるものですから、円安をくい止めるべきです。円安をくい止めるための政策について提案します。

 本日(11月13日)の夕方に国際協力機構(JICA)の海外青年協力隊(JOCV)の60周年記念レセプションに出席してお祝いしました。

 レセプションでは、JOCVの元隊員から話を聞くことができました。JOCVが多く派遣されている国の一つにアフリカのマラウイがありますが、桜井シュウも約25年前にマラウイに行ったことがあるので、マラウイの話で盛り上がりました。現地では日本に対する関心が高かったと聞きます。それもこれもJOCVのみなさんが現場で奮闘し地域のために力を尽くした結果であると思います。JOCVの60年の積み上げに感謝するとともに、さらなる積み上げを祈念申し上げました。

 



(写真)三田市議会の山崎丈議員(ガーナに派遣された元隊員)とともに

 本日(11月12日)、北朝鮮の難民と人権に関する国際議員連盟(International Parliamentalians' Coalition for North Korean Refugees and Human Rights:IPCNKR)の総会を日本の国会の議員会館で開催しました。議員は、日本と韓国からの参加でした。本来は、台湾からも参加予定でしたが、台風26号のために来日が叶いませんでしたので、ビデオでの参加となりました。また、アメリカからも参加予定でしたが、予算案未成立による混乱のため来日が叶いませんでした。

 

 総会では、北朝鮮における人道に対する犯罪の現状と人権確立への取り組みについて議論しました。議員に加えて、拉致問題に取り組んでいる団体や脱北者支援団体と脱北者ご本人にも参加いただき、北朝鮮の厳しい状況について報告いただきました。北朝鮮の問題は、北朝鮮一国だけでなしえるものではなく、実は中国やロシアなど近隣国においても人権が守られないことによって北朝鮮の人権弾圧が支えられているメカニズムを説明いただきました。

 また、アメリカのトランプ政権発足以降は国際的な人道支援の予算が大幅に削減されたことから、北朝鮮の人権を改善する取り組みが停滞せざるをえない現状も指摘されました。

 

 当事者から踏み込んだ議論ができて、有意義でした。人権の改善に向けて、国際的な連帯の重要性を改めて確認しました。

 この週末に地元で「香害」問題についてのパネル展がありましたので、学習に行きました。

 「香害」とは洗剤や柔軟剤などに含まれる合成香料(人工的化学物質)による健康被害です。香料を含む洗剤で選択すると服に香りがつきます。その香りに反応してしまう健康被害です。つまり、アレルギー反応のようなものと理解しました。

 また、香の成分を持続させるためにミクロレベルの小さいプラスチック製のボール(マイクロ・カプセル)の中に香料を閉じ込めておき、その服を着た人が動くことでボールが破裂して香料が飛散するという仕組みです。ミクロレベルのプラスチックですから、「香害」に加えてマイクロプラスチック問題も引き起こします。

 ヨーロッパではすでに規制対象になっていますが、日本政府は因果関係が不明ということで放置されてしまっています。因果関係が明らかになるぐらい状況が悪化しないと対策を講じないというのは、手遅れということではないかと懸念します。

 少なくともマイクロプラスチックの問題はあるわけですから、スーパーのプラスチック袋を規制するのと同様に洗剤などのマイクロカプセルも規制すべきと考えます。桜井シュウは先手必勝での取り組みを進めます!

 

 11月7日(金)から衆議院予算委員会での基本的質疑がスタートしました。予算委員会の答弁の打ち合わせのため高市総理が午前3時に総理公邸に入ったことが話題になっています。そして、その原因に野党の質問通告が遅いとの指摘があります。が、そのような事実はありません。

 桜井シュウの承知する範囲では、11月7日の予算委員会の野党側の質問通告が通例よりも遅かったという事実はありません。そもそも予算委員会の開会と時間割・質問者が決定したのが2日前の5日(水)の昼の予算委員会理事会だっと聞いています。ですから、2日前の昼までに通告することは不可能だったということです。2日前に委員会の開会が決まった場合には前日の昼までに通告することが通例ですが、6日の正午ごろの期限に遅れた質問通告はなかったと木原官房長官が11月7日(金)午前の記者会見で発言しています(動画では9分30秒ごろ)。

 

 さて、桜井シュウが経験したのは、今年の通常国会で内閣提出法案に対して立憲民主党が修正案を提出した件です。桜井シュウは提出者として、与党の自民党と公明党の議員からそれぞれ質問を受けて答弁しました。質問する場合には事前に質問通告することになっています。公明党の議員からは常識的な時間に通告いただきました。しかし、自民党の議員からは日が暮れても通告がありませんでしたので、関係各方面に問い合わせたところ、夜8時を過ぎてようやく通告を受けました。このため、桜井シュウと国会事務所秘書だけでなく、衆議院委員部の職員や立憲民主党の職員なども深夜まで作業することとなってしまいました。

 自民党議員にも酷い例があるのですから、あまり言うと自分に返ってくると思います。

 なお、桜井シュウは、このことで怒っているとかいうことはありません。その証拠にこの件はこれまで黙っていました。桜井シュウのポリシーとして、「以て他山の石とせよ」、「人のふり見て我がふり直せ」です。

 

 予めお断りしておきますが、上記の件は、手続き上、2日前の委員会で大臣が内閣提出法案について趣旨説明をしましたので、修正案の提案はその後の理事会、すなわち当日の朝の理事会で提出し、当日の審議入りに先立って修正案を提案する手続きになりました。このことをもって、修正案の提示が遅かったから通告できなかったとのツッコミがあるかもしれません。が、そのツッコミはあたりません。当然に事前(2日前)に修正案を委員会所属の会派に提示しているからです。だからこそ、公明党の議員は所定の時間に通告しました。

 与党の代表を務める国会議員が自らの公設秘書が経営する会社に印刷物を発注していたことは公金を還流させていたのではないかと指摘された件について、野党が批判しないのは野党議員も同様のことをやっているからではないか、とテレビ番組で指摘していました。

 桜井シュウは野党の国会議員ですので、疑いをかけられている一人と思いましたので、この際、身の潔白を宣誓いたします。桜井シュウはやってません!

 桜井シュウは国会報告書などを月刊で発行しています。それなりの部数を毎月発行していますので、コスト低減に努めています。具体的には、文章や写真、図などの素材は桜井シュウが自ら作成しています。それをデザイナーに外注して印刷原稿を作成してもらいます。その印刷原稿をプリントパックなどのインターネットで発注できる印刷会社に桜井シュウが発注しています。ですので、中抜きなどは一切、ありません。

 

 発注元である自分と印刷会社の間に別の会社を挟めば、その分、コストは割高になります。コスパ重視の桜井シュウとしては、ありえない手法です。

 一般論として、わざわざ割高なコストを承知で間に会社を挟むことにメリットがあるとすれば、そこで資金をプールして裏金にして、領収を表に出しにくい使途の支払いに充てることが考えられます。上記の国会議員が裏金作りを目的にしていたのかどうかは分かりません。ですが、印刷会社への発注コストと自分の発注額との差額である粗利を明らかにしなかったことから疑惑は深まったといわざるをえません。

 ともかく、古代中国で言われたように、李下に冠を正さず、です。桜井シュウは、公明正大に政治活動を進めてきましたし、今後も公明正大の明朗会計で政治活動を進めます。