2023年がスタートして10日が過ぎました✨
少し遅くなりましたが、
あけましておめでとうございます
悲しい思いをする子供が減るように…子供の頃の辛い経験について書いてきたこのブログ。
もう一つの目的に、「どんな過去があっても“今”を楽しめるんだよ」ということを伝えるために日常についても綴っております。
今年もいろんなことを書いていけたらと思っていますので、よろしくお願いいたします
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さて、年末年始、どんな風にお過ごしになりましたか?
私は地元・青森県弘前市に帰省し、彼氏の実家で過ごしておりました
家には、彼氏、彼氏のお父さん、私の3人。
実家、と言っても普段は誰も住んでいません。
お義父さんは県外にある会社の寮で暮らしているのですが、毎年、年越しは青森で過ごすと決めてらして、久しぶりに青森に帰ってきたのです
なので、家にはお米もなければ調味料もありません。
帰ってきてすぐにスーパーで、お米と、青森ならではのご飯のお供「津軽漬け」や「かくみつ食品の玉子豆腐」(茶碗蒸し風のほんのり甘めで具沢山な玉子豆腐)、私もお義父さんも大好きな筋子といがめんち(イカのゲソと野菜、小麦粉を混ぜて焼いたり揚げたりする津軽の家庭料理)などは買ってきましたが、
調味料は残すと数ヶ月間放置することになってしまうためあまり買えない…
そういう事情もあり、事前にお義父さんから「何も作らねぐて良いよ」と言われていたので、卵焼きなど簡単なものだけ用意して、あとはお惣菜とか買ってきたら良いかーと思っておりました
でも、ボソッと「お雑煮食いてぇな」と呟かれたお義父さん。本当にボソッと。スーパーでお刺し身やら飲み物やらカゴにいろいろ詰め込んでレジに並ぼうというときに、ボソッと。
「んですよねぇ!へば、作りますよ!(そうですよね!だったら作りますよ!)」と答えながらも
かなり焦る私
…お雑煮って地域でそれぞれ特色がありますよね
私は母親にお雑煮を作ってもらった記憶がなく、
お正月に親戚で集まった…みたいなこともなかったので
青森(津軽地方)の「お雑煮といえばこれ!」というのがよくわからない
過去にネットで調べたことはありますが、
味噌というよりは醤油、丸餅よりは角餅…なのかな?ということくらいしか分からず、
必ずこれが入っている、みたいなものはないような…
私自身、お雑煮を何度か作ってはきましたが、味付けは醤油だったり味噌だったり毎年違う。なんなら作らない年も…。
彼のお母様は何年も前にお空にいってしまっているので教わることもできないし、
彼に子供の頃どんなの食べてたのか聞いても「角餅が入ってた!」くらいしか覚えてない
お義父さんは普段愛知にいらっしゃるし、そこら辺の味の方が良いのかしら?…いや、お正月はいつも青森だものね。関係ないわね…。
あぁ…、お義父さんに作る「お雑煮」の正解が分からない
という感じで、お義父さんが満足するお雑煮ってどんなだ?と焦ってしまったわけです
どうしようかと悩みましたが、
そういえば何年も前に彼の姉上にお雑煮をご馳走になったわということを思い出し、それを真似て作ることにしました
具材はかまぼこ、鶏肉、人参、大根、水菜(本当は三つ葉入れたかったけど無かったので水菜で代用)
お義姉さんの味付けは鰹か昆布の出汁に醤油。甘みもある感じだったなぁ…と思い用意したのは「プチッと鍋(寄せ鍋)」
味の方向性は同じ!
これなら余らせることもないし失敗することもない
大晦日だからと出されたものの全部は飲みきれなかった日本酒を足し、
濃さは大丈夫だろうかと味見をしながら大晦日の夜ひとり仕込んだお雑煮。(プチッと鍋が頑張ってくれただけですが)
食べる直前に角餅を焼かずに入れて柔かくなるまで3分ほど煮て完成
お正月の朝、お義父さんに出してみると、「うん、めっめっ!(うん、うまいうまい!)」と言っていただけて、ホっとひと安心。
おかわりまでしてくれて嬉しかったなぁ
ありがとう、プチッと鍋
そんなこんなで、お雑煮を美味しく楽しく食べるところから始まった2023年。
些細なことで悩みながらも、
楽しい思い出を一つ一つ増やしていければなと思います
最後まで読んでいただきありがとうございました
私が子どもの頃、親から虐待を受けて、周囲の大人に助けを求めるまでのお話です