ADHD・ASD の大学受験勉強法(国立大)① | がじゅまるの毒親体験記

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35歳(♂)、結婚と離婚を経験し、毒祖育ちのアダルトチルドレンが自分を見つけていくまでの過程をブログにします。

高校時代は天然キャラ

20年前、当時の私は、

自分が発達障害とは全く思っていなかった。

ただ、周囲との会話にズレた回答をすることから

天然キャラとしてクラスでは居場所があった。


天然キャラは、特に現代文って発揮された。

私の記述回答は皆からは珍回答として毎回

ネタにされて、私も面白がっていたが、

今思うと完全にASDの思い込みが関係していた

んだと思う。


文理選択は迷わず理系に

文系科目は正しく文章が読めないから

得意になることはなかった。


ただ、理系科目は興味を持てたのもあって、

自分で工夫して取り組むことができた。



数学は高校初っ端で、計算ミスの壁にぶつかった。

計算方法は分かっているのに点が取れないことが

とてももどかしかった。

理由は、数字が汚いことによる読み間違いと、

暗算時の勘違いだと分かった。

数字を綺麗に速く書く練習をした。

暗算をやめ、途中式や筆算は全て書いた。

最初に得意科目になった。


物理と化学は最初難しかった。

マルチタスクが苦手だから、板書を取りながら

理解することはほぼ不可能だった。

そのため、テスト前は、「ゼロから始める〇〇」

のような、教科書より手前から解説された

参考書をまず読んだ。

解説がめっちゃ丁寧な問題集を使った。



参考書選び

発達障害もちにとって、参考書選びは本当に

時間とお金をかけていいと思う。

参考書は、みんなが使ってるから

という理由で選ばず、自分にとってわかりやすいか、

興味が持てるかが、ASDの私には

めちゃくちゃ重要だった。


買ってみて、やってみてもしっくりこない時は、

潔く他の参考書を探す。

そうすると、自分に相性のよい参考書が

だんだん分かってくる。


単語帳なんかはその最たるものだと思う。

文章で覚えることがいいという人もいるけど、

私は、ひたすらフラッシュカード式に

覚えていく方が合っていた。



次の回は、実際の高校3年のころの

勉強方法を書いてみたいと思う。