小学生の“英語熱”いま高まるワケは | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

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日テレNEWS24で次のような報道があります。

 

小学校の授業に正式に「英語」が加わったのは6年前。今、英語漬けの合宿など、早くから本格的に学ばせることへの関心が高まっていて、小学校でも様々な工夫が。英語教育はどう変わっているのか。

 

国内で「留学」も

 土曜日の10月7日、群馬県の高崎駅に子どもたちが次々と集まってきた。子どもたちに英語で声をかけるのは、外国人のスタッフ。この日から2泊3日、英語漬けで生活するのだ。

 子どもたちが参加するのは、高崎市が主催する「くらぶち英語村」という事業。「通年留学」では、小・中学生が「移住」、外国人スタッフと日常生活を過ごすことで英語を学ぶ。

 

 今回は連休を利用した「体験留学」。東京から参加した小学2年生の青木希実さん(8)に与えられた課題は、カードに書かれた文章を英語で話すこと。スタッフは、正解しなくても、考えて言葉を選んだやる気をほめていた。

 

 この「体験留学」には、40人の定員に2000人近い申し込みがあったという。

 高崎市くらぶち英語村担当・深尾耕至さん「(申し込みの)電話が殺到しまして、事務局総出で対応しました。(関心の高さは)ここまでとは思ってなかったです」

 最終日、参加した子どもたちは思い出などを英語で発表。希実さんも、堂々と発表した。

 青木希実さん「探検家になるためには、いろんな国の言葉が話せなきゃいけないでしょ。だから英語がんばってるの」

 判治太晟くん(10)「今だったら英語をちょくちょく使ってみるのもいいなと思った」

 参加者の親「小さいうちから耳を慣らさせることが必要なのかなって」「英語が普通という時代が来ると思うから必須かなって」

 

英語教育への関心が高まる背景

 英語教育への関心が高まる背景の一つは、子どもたちを取り巻く環境の変化。小学校の英語は2011年から正式に行われるようになった。

 今5・6年生で実施されている、英語に親しむ「外国語活動」は、3年後には3・4年生からに前倒しされ、5・6年生では成績がつく「教科」となる。それに伴い、来年度からは5年生以上で読み書きの学習も始まることになっている。

 

学校現場での対応は

 こうした変化に学校現場も対応を工夫している。

 東京・福生市の福生第一小学校で担任の田原優梨子先生(24)と一緒に教壇に立つのは、特別に配置された英語担当の樋惇紀先生(29)。基本的に授業を行うのは担任。英語担当教員は、授業の指導案を作成するなどのさまざまなサポートを行う。

 この日、教えるのは「何がほしいですか?」。子どもたちはアルファベットが書かれたカードを友達と交換し、自分のイニシャルを集める。学んだフレーズが実際の生活でどう使えるかまでを学ぶ流れになっている。

 授業の進め方やどんな教材を使うのかは、英語担当の教員が中心となって決める。

 伏せたカードの中から同じ絵柄が描かれたカードを見つけるゲームで、子どもたちが自発的に動物の名前の単語を話すようにするという提案。しかし、教育委員会からは、動物の名前を覚えることに集中しすぎでは、と指摘が。

 福生市教委・林宣之統括指導主事「(授業で)一番大事なのは、どんな話か(子どもが)理解することじゃないの?」

 

 会議を重ねて指導案を作成することで、担任教師が授業の準備に費やす時間や負担が減るという。

 英語担当・樋惇紀先生「英語の授業がないから、小学校に来たんだよって先生も正直いましたね」「(子どもには)英語を話すことが最終的なゴールではなくて、英語を使って世界中の人と通じ合うとか、気持ちがわかりあうとか、そういう体験ができるように、今英語を勉強しているんだよって伝えたい」

 様々な取り組みが広がる英語教育。子どもたちの可能性を広げるものになることが求められる。

 

ぜひ、お子さんの英語教育の参考にしてください。