英語の発信力を磨け | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

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  音声英語、つまり英会話、リスニング、発音に関して音のストリーム・ベースで学習するサイトです。

PRESIDENT 2017年10月2日号に次のような記事があります。

 

今回は600点レベルの方を対象に、ワンランク上の学習法を、松本 茂先生に指南していただこう。

1回3分の学習時間を徐々に延ばし、一日平均60分間英語に触れるようになるとしめたものです。もちろん一日の合計時間です。一度に60分やる必要はありません。ビールを飲みながら洋画を観るのももちろんオーケーです。学習時間を記録して、励みにしましょう。

 

続いて「トピック」。3つのトピックで話せるようになったら、トピックを増やしていきましょう。話す長さは30~60秒(50~100語)くらいでかまいません。英文原稿を書いて準備してもよいですが、その際に重要なのは、話し言葉で書くことと、どのような相手に話をするのかを想定することです。例えば、「野球が好きだ」という話をする場合、相手が野球を知っているのか、知らないのかで説明する内容が変わりますよね。

 

その次に「会話のやりとり」の回数を増やし、なるべく長く話せるようにしましょう。A-B-A-B(2ターン)程度のやりとりから、4ターン程度の会話ができるようになるといいですね。そのためには、英会話のテキストにある4ターンくらいの長さの会話を音読した後、そのスクリプトを「自分化(自分が言いたい英文に一部変える)」してみましょう。

 

単語や会話表現を増やす
会話を続けるには相手が言っていることがある程度わからないと困ります。「何とおっしゃいましたか?」「もう一度おっしゃってください」を連発するわけにはいきませんよね。ですから、単語と会話表現を増やす必要があります。

 

ただ、肝心なのは文脈の中で単語や会話表現を覚えることです。そのために一番いいのは外国のTVドラマや映画。原作を読んでから映画を観たり、映画を観てから原作を読んだりするのもオススメです。日本のアニメの英語字幕を読むのも単語力アップにつながります。映画やTVドラマは、レベルが高すぎるという方には、ドラマ形式の映像付き英語教材がオススメです。

 

会話している人同士の関係、話をしている状況や内容、顔の表情などといった情報を踏まえながら単語や会話表現をインプットすると、正しく理解でき、忘れにくくなります。

 

あとは、前回ご紹介したPICサイクルを回しましょう。P(=Practice)〔個人学習〕をしたら、誰かとI(=Interaction)〔対話的学習〕をしましょう。英会話サークルや英会話学校を活用するのもいいでしょう。そして、待ったなしの実践C(=Communication)の場をときどき設けるようにしたいものです。

これらのことを実行に移せば、あなたの英語発信力は必ず上がります!

 

外国のTVドラマや映画をみながら勉強する場合に直ぐに覚えられるもでありません。対話集などの反復できる教材を使う方が効果的です。