現役大学生が教える、TOEICの効率的な勉強法4つ | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

  音声英語、つまり英会話、リスニング、発音に関して音のストリーム・ベースで学習するサイトです。

英語の能力を測定する試験と言えば、現在の日本ではTOEICが人気が高く、広く認められるようになっています。そんなTOEICの点数は、漫然と英語の授業を受けただけでは、なかなか上がりません。そこで今回は留学経験者の大学生に、TOEICの勉強方法のコツを聞いてみました。


過去問を制する者はTOEICを制す


・過去問を解いて、時間の使い方に慣れる。けっこう急いでも時間が厳しくなるから(女性/19歳/大学2年生)
・問題集を解く。リスニング問題の音源を聴きまくる。音源を聴きまくることで耳を慣らす(女性/23歳/その他)

TOEICの出題方式はほぼ決まっていて、過去問を勉強していればその傾向がつかめるようになります。また、慣れない人にとってはTOEICの問題数はかなり多く、時間内に終わらない人が続出します。そこで、過去問を中心に勉強することで、試験本番での時間の使い方をシミュレーションすることができます。


地道な努力が結局は近道


・毎日コツコツと勉強する。実際にスコアが上がっているため(男性/22歳/大学4年生)
・単語の勉強をしっかりする。それしかない(男性/27歳/大学院生)

TOEICは、リスニングとリーディングに大きくわけられます。リーディングセクションは文法や単語に加えて、読むスピードも必要とされます。これらの知識は一足飛びに身につくものではないため、地道な努力で少しずつ力を付けるしかありません。反対にこうしてゆっくり身に付けた力は、そう簡単に忘れるものでもありません。


スキマ時間の活用法


・ポッドキャストを聞く。耳が英語耳になるから(男性/21歳/大学4年生)
・スマホアプリ。どこでもできる(男性/22歳/大学院生)

リスニングセクションはナチュラルスピードに近い発音を聞くことになるので、普段からいかに英語を耳にしているかが大切になります。ペーパーテストしか受けたことのない人がいきなり速い英語の発音を聞いても、ほとんど理解できませんよね。スキマ時間を活用して、なにかをしながらでも英語を聞き続けること。こうした地道な努力が実を結ぶのが、TOEICテストなのですね。


実践は最も経験値が上がる


・ひたすら英語を聞く。現地の人とたくさん話す。実際に私も、多くの外国人と話したことで英語が身についた(女性/20歳/大学3年生)
・ネイティブと話す。ネイティブスピーカーの英語がベストだから(男性/21歳/大学2年生)

留学経験者のTOEICスコアが高いのは、やはり英会話の実践経験がものを言うためです。机上の勉強や一方的に英語を聞き続けるのとは異なり、英会話となると瞬発的に理解し、発話することが求められますよね。そうすると頭の中で必死に理解し、考えるようになるので、知識がどんどん活性化され、「使える力」になっていくのです。


いかがでしょうか。過去問でTOEICの傾向を把握し、普段は地道な勉強を続ける、これが結果的にTOEICの効率的な勉強法になるようです。短期間でスコアをのばしたい場合には、留学のように、実際に英会話をする場を作ることが必要になりそうですね。