英会話学校に通うなんてやめなさい | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

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英会話学校を否定する人がいます。


自分でお金を払ってジムの会員となっている人は多くいるが、それがゆえに健康なスリムボディーを皆が皆、保っているわけではない。むしろ、きちんと体を鍛えることができている人のほうが少数派なのではないだろうか。それと一緒で、同年代で英語ができない人が英会話学校に通ったという話はよくきくが、それによって話せるようになったというサクセスストーリーはあまり聞かない(いないわけではない)。


手段の一つとして有効であるのは認めるが、「英会話学校に通えば、よほどサボらない限り英語が話せるようになる」なんてことはまずないし、英会話学校に通っているということだけで、勉強した気になってしまっている人がいれば、むしろ逆効果だ。


「ある程度英語が話せるが最近仕事で英語を使わないので今ある英語力を維持するために英会話学校に通う」のように、何を求めるかがはっきりしていれば良いが、漠然と英会話学校に通えば何とかなるだろう、という気持ちで通おうとしている人は、多額のお金を払う前に、本当にそれが自分にとって最良のオプションかどうか考えたほうが良い。


私は英会話学校に一切通わず、英語が仕事のボトルネックにならなくなったので、「英会話学校への通学」という勉強方法については正直懐疑的だ。時間とお金をかけて英会話学校にこれから通おうかと悶々としている人に、あてはまるかどうかはさておき、私のやってきたことを共有し、是非判断の材料として頂きたい。


お金をもらいながら「英語を使う環境」を何とか探し出す方法がベストです。英会話学校に通うということは、つまるところ「英語を使う環境」を買っているにすぎない。そりゃ英語で会話をするために必要な知識を教えてくれるところかもしれないが、本屋に行けば腐るほど英語を勉強をする教材があり、インターネット上にも英語勉強素材がごろごろころがっていることを考えると、彼らの提供してくれる「知識」に高いお金を払うだけの付加価値は、私には見いだせない。


なので、提供される価値というのは、週に一定の時間、日本語の世界から切り離され、外人相手に英語で会話をするという「英語を使う環境」がメインとなるといってよいだろう。


一方で、私がビジネス英語をモノにする過程では、1週間のうち10~18時間程度は業務の都合として英語をつかっていた。業務外で座学の時間は別途作っていたので、業務内外で比率のばらつきはあれど、週に20時間は平均して毎週英語の勉強にあててきた。


少なくとも私のような凡人には、業務の時間外に、お金を払って英語の勉強の時間を週に20時間確保することは不可能に近い。お金をもらいながら「英語を使わざるをえない環境」を獲得したことが、今の私のビジネス英語力に不可欠のファクターであったことは確信できる。


なので、何となく英会話を勉強したいという人はさておき、キャリアデベロップメント上、英語を必須アイテムとしている人は、英会話学校にかけるお金と時間があれば、そういう環境を構築することに労力を振り向けることを私は勧める。そういう基盤を作った上で、補完的に英会話学校にも通うのはよいかもしれないが、英会話学校は決定的な要因ではなく、あくまで補完的、もしくは苦肉の策であることは認識した方がよい。


英語学校を否定する意味は理解できます。しかし、英語学校または英語を話そうとする事は効果的な学習でしょうか。


英語文化圏に長期在住しても英語は上手になりません。必要な事は話す事でなく、練習して覚える事です。


もし準備もなくて、1週間のうち10~18時間程度は業務の都合として英語を使うのであれば恥を晒すようなものです。話す時間が重要ではなく、どれほど準備するかの方が大事であり、練習する方が効果的です。