PRESIDENT 2015年4.13号で東京大学大学院教授の酒井邦嘉氏が次のような事を言っております。
続いて文法の学習はどうか。文法は参考書などで規則を覚えるのが普通の勉強法だが、酒井先生はこのやり方だけでは不十分だと話す。
「私たちは言語の法則性を単純化して整理して覚えれば、効率よくマスターできると思いがちです。しかし参考書に載っている文法は氷山の一角に過ぎず、それらを覚えても英語を使いこなせるようになるのは難しいのです」
わかりやすい例は“a”と“the”の使い方だろう。一般的に、“a”は単数で数えられるもの、“the”は特定のものや既知のものを指すときにつけると教えられる。しかし、実際にはそれですべて説明できるわけではない。
「たとえば脳の場所などの解剖用語は、既知かどうかにかかわらず、基本的にtheをつけなくてはいけませんが、そういう細かいルールは文法書にはあまり書かれていません。言語というのは文法のレベルでは捉えきれない、きわめて奥深い自然法則に満ち溢れているのです」では、文法書に書かれていない“文法”を身につけるには、どうすればいいのか。
「長文や会話の中で、その状況を含めて丸ごと覚えるといいでしょう。昔からよく言われることですが、『習うより慣れろ』が一番です」
つまり英語を話すなら事前に覚えて話せと言う事で、私の提案と全く同じです。
マインドも新たに、新たな目標へ向けて積極的に継続する事です。これが、必ず話せる英語への第一歩なのです。今夜からさっそく始めてください。