パーフェクト・シャドウイング・イングリッシュ | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

  音声英語、つまり英会話、リスニング、発音に関して音のストリーム・ベースで学習するサイトです。

パーフェクト・シャドウイング・イングリッシュと言う教材があります。


http://forestpub.co.jp/pse/?re_adpcnt=7py_zbM


それでは、パーフェクト・シャドウイング・イングリッシュの特徴である 「8ステップシャドウイング」の8ステップを紹介していきます。


まず、最初に英語に慣れるところから始めます。 シャドウイングを実践していく前に、原文のスクリプトを見ながら、もしくはテキストを見ずに、ひたすら「ナチュラルスピード」の英語を聴きます。


次に、シャドウイングをしながら英語の基本構造であるSV構造を理解するステップに入ります。

テキストには、スラッシュ、主語述語、従属節の主語述語にマークが入ってあります。この状態でシャドウイングをしていくことによって、英語を英語の語順のまま、英語構造を体感的に理解していくことが可能になります。


英語は日本語にはない「リズム」「抑揚」があります。このステップでは英語のリズムと抑揚にマーキングされたスクリプトを使い、シャドウイングをすることによって、自然な英語のリズムをつかんでいきます。


英語の子音は、日本人には通常聞き分けの難しい発音が多くあります。それを解消するためのステップとして、 英語の言いわけトレーニングとも言えるステップです。このステップのシャドウイングで子音の言い訳が可能になってきます。このステップを繰り返していくことでおどろくほどリスニング力が伸びていきます。


英語の難しいポイントの中で「リエゾン」が挙げられます。リエゾンとは、単語と単語の音がつながってしまうことを言います。リエゾンがあるからこそ、多くの単語を知っている日本人も、 まったくリスニングできないという事態がおこります。リエゾンを意識しながらシャドウイングすることで、この問題も解消することができます。


ここまでくるとシャドウイングの仕上げに入っていきます。これまでのステップでやってきたことを意識しながらシャドウイングしていきます。この時点でかなりの英語が聞き取れるようになっているはずですし、 口の筋肉も正しい発音ができるようになっているので、ここから雪だるま式にスピーキングが得意になってくるはずです。


シャドウイングしながら意味を文頭からつかんでいくステップです。ステップ2をクリアしたなら、それほど難しい物ではありません。ステップ6とステップ7をクリアしたら、最後に音と意味理解を統合したシャドウイングステップに入ります。

これができるようになれば、かなりのシャドウイングマスターと言えるでしょう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

シャドーイングと言う学習方法は英語習得のものでありません。同時通訳が聞いた音をある程度の時間、保持できるようにする練習です。


しかも聞いた音を繰り返すだけですから、発音の練習や覚える練習にもなりません。せいぜい覚えた英語を思い出すには良いかもしれません。


そのシャドーイングを8ステップでやるとなると英語の練習は非常に時間のかかるプロセスとなり大変に効率の悪い英語学習方法です。


この方法はICレコーダーを使うようですが、これからは携帯電話等が使えるようにしないと、英語学習のために特別な機材が必要になります。