英語が「自分で使える」がカギ | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

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  音声英語、つまり英会話、リスニング、発音に関して音のストリーム・ベースで学習するサイトです。

メルマガで次のような説明がありました。


英会話の中で、一番のハードルとなるのが、語彙と英文法の、「知っている」だけではなく、「自分で使える」レベルにするというものです。


「英会話ができない」という人でも、「こう言えばいいんだよ」と言われれば、「なんだ、そんな簡単な文でいいのか! そのぐらいわかるよ」と思うことが多いと思います。

例えば、「私はそれを失敗した」と言いたくて、「失敗」が出てこない。」そこで、講師が、
「I couldn't do it.って言えばいいんだよ」 って言って来たら、「そんなむずかしい文じゃ自分は言えなくて当然だ」とは思わないはずです。


「え! そんな簡単な文だったの?」「それぐらい自分でもわかるぞ!」と思うはずです。
つまり、多くの人は、「自分から使える」のレベルに持って行くのに苦労しているのです。それには、「実際に大量の英文を読み聞きする」という方法が有効です。「自分から使える」レベルに達していないのは、「感情→英語」が結びついていないからです。「英語→感情」の方は比較的出来ている方が多いです。読んだり聞いたりすれば、「あー、この人はこういう気持ちなんだな」とある程度は理解できたりします。


しかし、自分からしゃべる場合、「自分はこういう感情を持っている。それを英語に変換しなくては」と、「感情→英語」と逆の変換になります。
多くの人はこれができないのです。それには、ネイティヴが実際に感情を表現している、英語を一杯読み聞きして、「あー、なるほど。こう言いたい時はこう言えばいいのか!」というように、自分自身がその文脈の中に入り込んで、「感情と英語」を結びつける経験を一杯積む必要があります。


これを繰り返すことにより、徐々に、自分が読んだり聞いたりした英語を真似できるようになってくるのです。「感情」というのは論理ではないですから、教材とかではなかなか身に付きません。


自分自身で、一杯英語を読み聞きする経験が必要です。自分がその文脈に入り込んで、「この人はこういう気持ちだろうな」と自分自身で感じて初めて、「あ、こう言いたい時はこう言えばいいんだ」がわかります。そのためには、まずは、「一杯英語を読み聞きできる力」を身に付ける必要があります。


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言語の文字言語と音声言語は別です。読み書きをしなくても、極端な話し、読み書きができなくても話す事は問題ありません。英語を読み書きできる人より話せる人の方が圧倒的に多いのです。


日本語でも読み書きをする前に話しております。英語を話すのあれば覚えて話せるような練習をするだけです。あまり意識しないレベルで言えるまで覚えます。そして、その使い方を覚えれば良いのです。


使い方が分かれば、その時の感情を込めて言うだけの事です。一杯英語を読み聞きする経験は必要ありません。


あらゆる使い方を覚える必要はありませんから、その都度使える時と場合を覚えるだけで良いのです。その使い方が増えるとその表現の体系的な使い方が見えてきます。しかし、それはその結果であって、その都度必要な表現の使い方を覚えるだけで十分です。