松澤喜好氏が厚木のカルチャースクールで教えており、体験スクールがあると言うので
昨日参加してきました。
私は松澤さんとは4年以上も前からネットで交流がありました。英語の音声認識に関して
かなり長い議論をしました。音声認識が音素(発音記号)ベースでないことを認められ
、私の音のストリームの教育が始めました。その結果、正しい事を主張する私が悪者
として松澤さんの掲示板からアクセス禁止を受け、ネットでは私が大変に悪い奴と言う
イメージが作られました。
私は松澤さんに「お蔭でその後は、ネットにおいて私の悪役を演じて関心をもらう”キャラ”
が作れて結果的には良かった。」と言ったところ松澤さんは「それを聞いて安心した。
それが自分では大変気掛かりで疎遠になった。」と言っておりました。
その頃、2chで私が松澤さんのサイトでアク禁を受けたけど、書きたいことがあれば2chに
書けと言われ、私の2chでの”活躍”も始まりました。
また、いろいろとメールのやり取りの中から松澤さんは音読のレッスンでは音をつなげて
教えていることをしており、ある意味”音のストリーム”の同志とも言えます。その事は
私には嬉しい事実であります。それを音のストリームと言ってもらえるならもっと
嬉しい事です。
では何が問題で松澤さんに会いに行ったかと言うと2010年に改訂された英語耳でも
まだ音声には43音あると主張して、それベースに学習すべきだと言っている点です。
そしてそれをベースにカルチャースクールで教えている事です。
人間は音素(発音記号)をベースに音声を聞いておりません。そして英語のネイティブは
音素(発音記号)をベースに発音しておりません。学ぶときには音素(発音記号)を
ベースにしない方がずっと効果的です。私が多くの方を教えて、それを証明しつつあります。
松澤さんのサイトは、以前には大変に有名なサイトでしたがアクセスは大幅に減って
いるようで、音素(発音記号)ベースの学習への批判が高まっているの事実であるようです。
私の音のストリームの考えはどうしても音素(発音記号)ベースを否定せざるを得ません
。音素(発音記号)ベースもあります音のストリームもありますと言う、虹色の共存は
できないのです。
松澤さんは私の考えを認めているから音読では音のストリーム・ベースで教えております。
それならなぜ初心者には音素(発音記号)を教える必要があるのか、明快な説明が
必要です。
私の教えている方の多くは英語耳のような発音教材で学習しており、それが音のストリーム
の学習の大きな障害になってしまいます。個々の発音に注意が行ってしまい、音の
ストリームの発音が上手にできません。
英語ネイティブは音素(発音記号)を並べようとして発音しておりません。音を連続的に
変化しているだけなのです。その音を音素が並んでいるように錯覚させているのです。
犬は「ワンワン」とは鳴いておりません。日本人にはそう聞こえるだけで、英米人には犬は
「ワンワン」とは聞こえません。
世界に通ずる犬の鳴き声の真似をするなら、連続的に変化する音を真似なけれ永遠に
犬の本物の鳴き声にはなりません。
音のストリームは英語の上級者にも有効な考えですが、もちろん初心者にはもっと
有効です。英語(言語)には基本の音などがありません。この点も松澤さんに理解
してもらいました。
体験スクールの後、松澤さんの要望で時間を取ってくれと言われ懇談してしてきました。
松澤さんから昔の無礼(多分アク禁の事)を詫びたいと謝罪してくれました。松澤さんが
「私の方から出向くべきだったけど、来てくれて嬉しい。」と言ってくれました。
体験スクールのような場で私の意見を言うのは大変失礼な行為ですが、「松澤さんとは
メールも届かず、私のいくつかのメールには返事はなく、何の訴える手段がない私と
しては、止むを得ない行為であり、松澤さんの方が失礼だ。」と言う説明にも納得して
もらいました。
我々二人は、これからメールの交換でも始めましょうと言う感じで分かれてきました。